ウルトラマンやゴジラの生みの親で「特撮の神様」と言われた円谷英二監督の功績を紹介する展示施設が、出身地の福島県須賀川市にオープンしました。 監督の功績を紹介する全国初の常設の展示施設「円谷英二ミュージアム」が出身地である須賀川市の市民交流センターの5階に完成し、11日オープンしました。 初日から大勢のファンが訪れ、昭和29年公開の初代ゴジラを再現した高さ2mの着ぐるみの前で写真を撮ったり、特撮現場の様子を再現した20分の1サイズのジオラマに見入ったりしていました。 仙台市から訪れた20代の男性は「円谷監督は両親の次に今の自分を形成してくれた偉大な存在です。特撮の魅力が詰まった場所ができて、とてもうれしく何度でも来たい」と話していました。 施設は入場無料で、毎週火曜日を除いて午前9時から午後5時まで開かれています。