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ブックマーク / kzr-2.hatenadiary.org (13)

  • Change blindness - 変化の見落とし - Radium Software

    Change blindness (変化の見落とし;変化盲)と呼ばれる現象に関する実験。実験に参加する人々は,受付で同意書にサインするよう求められるが,その同意書を渡す人物と,その後に実験の説明書を渡す人物は,瞬間的に入れ替わっている。違う顔,違う髪型,違う服装,違う声 ― 相違点は多くあるにも関わらず,ほとんどの人はその変化に気が付かない。実に75%の人が変化に気付く事ができなかったのだという。比較的大きな変化でも,人間が普段行っている情報の選択から外れたものに関しては,気付く可能性が低いということが分かる。 (via Cognitive Daily)

    Change blindness - 変化の見落とし - Radium Software
  • 抽象化されたゲームたち - Radium Software

    The Linear RPG Sophie Houlden の The Linear RPG は,最低限の構成要素によって構築された RPG だ。プレイヤーは直線の上を進むか戻るかすることができる。直線上を移動していると,勝手に戦闘が発生したり,勝手に経験値を得たりする。直線の各所に配置されている点は「町」で,跨ぐことによって体力を回復することができる。ストーリーは背景で勝手に流れているので,読んだり読まなかったりすればいい。 このゲームは,いわゆる「一道な RPG」の抽象的な表現とみることができる。非常にシンプルな内容であるにもかかわらず,それなりの達成感を得ることができるとの意見も存在する。 Progress Quest Eric Fredricksen の Progress Quest は,プレイヤーのステータス情報のみによって構成された RPG だ。プレイヤーはキャラクター作成を

    抽象化されたゲームたち - Radium Software
  • プログラミング言語の特徴を視覚的に比較する - Radium Software

    The Computer Language Benchmarks Game のページでは,計 32 個のプログラミング言語処理系のベンチマークを集計して,そのパフォーマンスを比較している。そして最近,このページに新たなプロットが追加された。単純にパフォーマンスだけの比較を行うのではなく,パフォーマンスと「コードの長さ」を関連付けて比較を行うというものだ。上はそのプロットから一部を転載したもので,全体はこのページで見ることができる。 このプロットでは,縦軸が処理時間(上にいくほど遅い),横軸がコードの長さ(右にいくほど冗長)に割り当てられている。このようなプロットを行うと,多くの言語は3通りの偏り方を見せる ― 左上(簡潔だけど遅い)に偏る「スクリプト系」,右下(速いけど冗長)に偏る「システム系」,そして,左下(速くて簡潔!)に偏る「理想系」だ。ちなみに,右上(遅くて冗長)に偏る言語は無い…

    プログラミング言語の特徴を視覚的に比較する - Radium Software
  • Icycle - Radium Software

    Damp Gnat - Icycle Damp Gnat (Reece Millidge) による Flash ゲーム。全裸のオッサンがちっこい自転車に跨がって氷の世界を旅するというシュールな世界観の,画面切り替え式一方通行プラットフォームアクションゲーム。世界観はシュールだけれど,アートスタイルが非常に洗練されていて面白い。基的に「死んで覚えろ」系のゲーム。適度にやり応えがあって楽しめる。 余談だけれど,このゲームは典型的なタイプの「アートデザイナーが単独で作ったゲーム」だと思う。ブラウザゲームではこういったタイプのゲームをよく見かける。これに対して iPhoneゲームなどでは「プログラマーが単独で作ったゲーム」を見かけることが多い。それぞれ強みと弱みがあるのだけれど,この Icycle などは,弱みを克服するよりも,弱みを補うだけの魅力を持つことで高い完成度を実現していると感じら

    Icycle - Radium Software
  • ユーザビリティに関する10の発見とガイドライン - Radium Software

    Smashing Magazine - 10 Useful Usability Findings and Guidelines Smashing Magazine による,ウェブのユーザビリティに関して役立つ発見を10個まとめた記事。どれも簡潔にまとまっていて,なおかつちょっと意外な話なんかもあったりして面白い。 個人的に興味深かったのは「画像の中に人の顔があると,その顔の向きが読者の目の動きに影響を与える」という話。人の顔(特に目の部分)に目が留まりやすいというのはよく聞く話だけれど,その顔の方向が他の要素に影響を与えうるというのは,聞いた事のない話だった。

    ユーザビリティに関する10の発見とガイドライン - Radium Software
  • 画像処理でボコーダーエフェクト - Radium Software

    Photosounder は,いわゆるスペクトル編集ツールと呼ばれる類のソフトウェアだ。音声データを周波数スペクトルに変換したり,逆にスペクトルを音声に戻したりすることができる。 スペクトル編集ツールを使うと,波形の直接編集では難しい類の加工を,直感的かつ視覚的に行うことが可能になる。上のビデオなどはその極端な例で, Photosounder と Photoshop を使ってボコーダーエフェクトを実現している。 ボコーダーエフェクトの原理はそれほど複雑なものではないけれど,口で説明するのはなかなかやっかいだ。でも,このビデオで行っていることを見ると,多少なりとも直感的に理解することができるかもしれない。音声(モジュレーター信号)と楽器音(キャリアー信号)をスペクトル画像に変換したあと,それを Photoshop のレイヤーに貼付けて,「乗算」で合成する。それだけの作業で,いわゆる「ロボット

    画像処理でボコーダーエフェクト - Radium Software
  • Power Glove を楽器にする - Radium Software

    Arduino を使用した Power Glove の改造を試してみている。上の映像はその試作品の使用風景を録画したもの(相当やかましい音が出るので注意!)。指の曲げを MIDI の Control Change メッセージに変換して PC 側へ送信している。こんな単純な改造でも案外に楽しめる。色々な利用方法を考えることができると思う。 Power Glove の来の機能については長嶋さんによる解析記事などに詳しくまとめられている。ただ僕としては, Power Glove 来の機能を使うのではなく,パーツだけを借りて機能は作り直すようなかたちにしたいと考えている。 曲げセンサーの使用方法 Power Glove の手の甲にあるパーツのシャーシを外す。裏側からネジ止めされているだけなので,簡単に外す事ができる。 シャーシを外すと基板が出てくる。 上の写真で右側の配線が曲げセンサーに繋がる

    Power Glove を楽器にする - Radium Software
  • 「売り切ったらフリー化」出版モデル - Radium Software

    Snarkmarket & Revelator Press: New Liberal Arts CT2: Innovative Publishing Model Snarkmarket と Revelator Press が出版した書籍 "New Liberal Arts" は面白いビジネスモデルを採用している。まず $8.99 の書籍を 200 冊だけ販売する。そしてそれが売り切れたら,オンラインで PDF 版の無料配布を開始する。 出版側としては,元を取るために最低限の数は値段を付けて販売したい。だからそれは物理的なとして販売する。元を取ることが完了したら,物理的な制約を受けないデジタルデータとして,無料で広く配布する。 読者側としては,昔ながらの印刷されたの形で読みたいという人や,物理的なを所有することで満足感を得たいという人は,最初の 200 人になればいい。また,その 20

    「売り切ったらフリー化」出版モデル - Radium Software
  • 騎乗暴動鎮圧隊 - Radium Software

    少し前の記事になるけど,去年の 10/28 の The Big Picture より,モスクワにおいて外国の外交官の護衛に就く暴動鎮圧隊の写真。手綱を持たずに馬を操りライフル銃の狙いを定める様は,まるで中世モンゴルの弓騎兵のよう。全身真っ黒のプロテクターに AK と馬という,時代がごっちゃな組み合わせも,むしろスチームパンク的な錯誤感があって面白い。

    騎乗暴動鎮圧隊 - Radium Software
  • 単純で正しそうなものが正しいとは限らない - Radium Software

    Coding Horror: The Danger of Naïveté 配列の中身をランダムな順序にシャッフルするコードを書きたい。単純でいいから分かりやすくて間違いの無いコードを書こう。例えば,こんな感じに…… for (int i = 0; i < cards.Length; i++) { int n = rand.Next(cards.Length); Swap(ref cards[i], ref cards[n]); } これは単純で分かりやすい! でも残念! このコードは間違っている。シャッフル後の順序に偏りが出てしまう。正解はこちら。 for (int i = cards.Length - 1; i > 0; i--) { int n = rand.Next(i + 1); Swap(ref cards[i], ref cards[n]); } ぱっと見て違いが分かる? イン

    単純で正しそうなものが正しいとは限らない - Radium Software
  • microKORG XL - Radium Software

    14日に発売されたコルグの新製品 microKORG XL を使って作ってみた小品。 Ableton Live 上でループレコーディングを行っている。ちなみに,下側に見えるのは,同じくコルグの新製品 nanoKONTROL. 場所を取らずに色々な操作を行うことができて,とても便利。 肝心の microKORG XL の方はと言うと……予想以上にキレイな音色が揃っていたものだから,まずは静かな感じの使い方から試してみているところ。ただ,これだと普通の VA シンセとしての印象になってしまい,いまいち XL ならではの魅力が出せないような気がする。もっと過激な使い方はできないものかな……

    microKORG XL - Radium Software
  • E-MU Proteus VX (free!) - Radium Software

    先日, E-MU Systems 社のソフトウェア音源 Proteus VX の無料配布が開始された。 E-MU Systems - Proteus VX E-MU の Proteus と言えば高品質のサンプリング音源として20年近くの伝統を持つ製品。それが無料で手に入ってしまうとは,ちょっと驚きの事態だと思う(無料化された経緯については,今のところよく分からない……)。 さっそくダウンロードして試してみたのだけれど,やはりとてもいい! 音質はもちろんのこと,収録されている音色のバリエーションも十分(総計1024音色)。それでいて動作は比較的軽く,使い勝手も良い。 個人的な事情で言うと,ピアノやストリング系の「定番な音」を出す音源に不足していたので,これらをほぼ完全にカバーできるようになったことが嬉しかった。先日の AquesTone の試奏でも,つい嬉しくなってピアノを無理やり混ぜてしま

    E-MU Proteus VX (free!) - Radium Software
  • John Gaeta talks about Speed Racer - Radium Software

    When cinema meets VR - John Gaeta talks about Speed Racer VRMag によるジョン・ガータ (John Gaeta) へのインタビュー。映画「マトリックス」の VFX などで有名な人で,今回は新作「スピード・レーサー」の VFX について解説をしている。 スピード・レーサーの VFX の面白いところとして, "Bubble" と呼ばれるパノラマ画像を多用していることがあげられる。たぶん "Bubble" と言うよりも「QuickTime VR 的なもの」と言った方が,通りがいいんじゃないかな。こんな感じのパノラマによって映画の背景が構成されている。これと前景をこんな感じで合成していくことで,ひとつのカットが作り出される。 通常,こういったパノラマは遠景に1枚だけ使うものなのだけれど,スピード・レーサーでは何層もの bubble を合

    John Gaeta talks about Speed Racer - Radium Software
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