概要 HSP(Hot Soup Processor)は手軽に使えるスクリプト言語ですが、「処理速度が遅い」などの致命的な欠陥があります。 とはいえ、ちょっとしたGUIツールを作る際には手軽で便利なせいか、この2016年でも未だに生き残っています。 一方、画像処理には通常、C言語などの高速な言語が使われることが多いです。一見相矛盾する存在ですが、なまじHSPではOpenCVが使えるため、HSPだけでも案外回せてしまうのです。 そこで今回の記事では、HSPで画像処理をしたい人向けのtips集を書いてみました。 ※当記事はHot Soup Processor Advent Calendar 2016の10日目です ※文中、時間計測には自作PCのWindows 10(64bit)+Core i7-4790K(定格)を使用しました 目次 画像処理命令を概観する VRAMを直接操作してみる 画像間のP