テキスト系出版物制作の流れを電子を含めてあらためて最適化できないかと考えています。 出版社から発売される電子書籍はこれまでほぼ印刷用DTPデータから作られてきました。書籍の制作は実際に本の形に組んでみて、各段階で出力したものに赤字が入り、再校、三校とブラッシュアップされていって最終的に完成に至る、という形で行われるため、完成した状態の最終テキストはDTPデータの中にしか残っていないのが普通です。このため、電子化に際してもDTPデータから注意深くテキストを抜き出す必要がありました。 ただし、DTPデータを完成させる過程では、(例えば強制改行のような)特殊文字が挿入されたりもしますし、また、組版結果としての見た目は同じでも、オペレーターによって作り方が全然違ったりもします。例えばリストの項目部分だけが別テキストボックスになっているといったようなあまり感心できない作られ方がされているケースも多々
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