タグ

ブックマーク / sasaboushi.net (40)

  • 【感想】『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』ストレンジ・フィクションズ

    参加した合同誌です。以下Booth通販は好評につき現在は完売しており、増刷や電子版はあるかもしれないしないかもしれないようです。 留年百合小説アンソロジー ダブリナーズ - ストレンジ・フィクションズ - BOOTH(*今回は第一次予約分となります。予約受付は5月15日まで) (*初売りは5月19日の文学フリマ東京です) (*発送は5月20日以降となります) 百合――それはふたりの時を留める愛のマジック。 留年――それはあなたの時を止める奇跡のメカニッ...booth.pm 感想書くのにエネルギーがいるような、密度高めの作品が多くすごい一冊だと思います。 ネタバレがある感想です。 「全然そうは見えません」笹幡みなみ 私のです。 「海へ棄てに」紙月真魚 初対面の新歓で意気投合し酔い潰れて以来の奇縁である漫研の先輩と連絡がとれなくなって数ヶ月、久しぶりに連絡を受けた主人公は、先輩が何かを海に棄

    【感想】『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』ストレンジ・フィクションズ
    murashit
    murashit 2024/06/15
    うおおおおお!!!!!!!(だいたい合ってる)
  • 『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』に寄稿しました

    この度、文芸同人サークル〈ストレンジ・フィクションズ〉の番外編的オリジナル百合小説合同シリーズ第三弾『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』に短編小説を寄稿いたしました。 『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』書影。イラスト:幌田、デザイン:ななめの 留年×百合をテーマとする小説8編を収録する書は、2024年5月19日(日)文学フリマ東京38にて販売予定。また、通販予約も開始しています(文フリ後に発送予定)。各種情報は以下のストレンジ・フィクションズの告知ページをチェックだ! 留年百合合同アンソロジー発刊のお知らせ|ストレンジ・フィクションズ百合――それはふたりの時を留める愛のマジック。 留年――それはあなたの時を止める奇跡のメカニック。 このふたつが出会ったとき、運命が動き出す。 文芸同人サークル〈ストレンジ・フィクションズ〉が贈る番外編的オリジナル百合小説合同シリーズ第三弾...not

    『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』に寄稿しました
    murashit
    murashit 2024/05/04
    「全然そうは見えません」が冒頭に来てるのはけっこうチャレンジングだとおもう
  • 生成AIで小説を書くためのプロンプト5選

    人類の皆さん、小説書いてますか? この記事について この記事に書いてあること この一ヶ月ほど、遅ればせながらLLMによる小説執筆の支援という試みを実地でやってみたので、その中で結構良かったなと思ったプロンプトを紹介する。 使用したモデルはClaude 3 Opus。 この記事で書かないこと 生成AI「で」小説を書くことについての記事であり、生成AI「に」小説を書かせることについての記事ではない。 具体的に言うと、LLMに小説文を出力させる話ではない。当のところを言うとちょっとは試したけど、ちょっと試したくらいでは全然使い物にならなかった。色々と工夫すれば違うかもしれないが、自分の場合、色々と工夫するほど興味を抱かなかった(だって、小説書くのが趣味なのに、そこは渡したくないだろ)。 一般的な注意事項 小説ないしはその原型となるアウトラインをテキストファイルにしてまるごとClaudeに読

    生成AIで小説を書くためのプロンプト5選
    murashit
    murashit 2024/04/16
    「直接的なアウフヘーベン」に対するClaudeくんのリアクションが薄すぎる!!!
  • 『まちカドまぞく』のどこが好きなのか

    伊藤いづも『まちカドまぞく』が好きです。とても好きなので、どういう所が好きなのかをきちんと言語化してまとめておくべきではないかと思ったので、まとめておきます。ブログは『まちカドまぞく』と伊藤いづも先生を応援しています。 まちカドまぞくの何が好きなのかを改めて長文早口ブログに書き記しておくべきように思えてきたから年末の宿題にしようかな — 笹帽子/笹幡みなみ (@sasaboushi) November 7, 2023 宿題を果たす この記事には単行6巻までの内容のネタバレが含まれます。未読者に対する布教を意図した記事ではないので、興味のある方は、騙されたと思って6巻まで読みましょう。ただし、アニメ化された範囲のことを考慮して、基的な内容は1-4巻まで(≒アニメ化された部分)とし、5-6巻の内容(≒アニメ化されていない部分)のネタバレを含む箇所には個別に明記の上、折りたたんでおきます。

    『まちカドまぞく』のどこが好きなのか
  • 【感想】『不夜島(ナイトランド)』荻堂顕

    Amazon.co.jp: 不夜島(ナイトランド) : 荻堂顕: マジの、当に、めちゃくちゃ、面白い小説です。絶対に読んでください。読書会がしたいです。 架空の戦後沖縄(というかもっと具体的には前半の舞台は与那国島)を舞台にしたサイバーパンク。架空の戦後沖縄を舞台にしたサイバーパンクって何だよと思うと思うんですが、架空の戦後沖縄を舞台にしたサイバーパンクだからしょうがない。具体的には義体化と電脳化により人間を強化する技術が主に軍事用途で発達している。与那国島・久部良は密貿易の舞台となっており、そこで主人公の台湾人・武庭純は仲介人(ブローカー)として腕を振るっていたが、それは秘めた目的のための仮の姿だった。終戦を認識できておらず今も帝国のために戦う殺戮マシーンと化してしまった電脳化済みの元憲兵が島に上陸したという情報を得た武庭純は、騒動が久部良の密貿易市場としての価値を毀損するのを避け

    【感想】『不夜島(ナイトランド)』荻堂顕
    murashit
    murashit 2023/12/21
  • 【感想】『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ 円城塔 訳

    タイムマシンの修理技術者である主人公は修理の仕事をしながらその実、時空の狭間のようなところに引きこもっている。久々に自身のタイムマシンをメンテナンスに出した主人公は、整備が終わったタイムマシンの元に戻る際、タイムマシンから降りてきた自分自身を反射的に撃ってしまい、タイムループに陥る。 なぜこのが積んであったかというときっかけはmurashitさんのこの記事ではないだろうか。いやこの記事はInterior Chinatownの話なんだけど……。まず読み始めての印象は、正直最初の方は、なんかちょっと、長いだろ、と思う。上記でざっくりあらすじっぽいことを書いているが「久々に自身のタイムマシンをメンテナンスに出した主人公は」に至るまでなんかの半分くらい使われていて、なかなか事件が起きないのでこれどういう話なんだよというのがちょっとわからなくて戸惑う。書いてあることは面白いんだけど、そんな長く書

    【感想】『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ 円城塔 訳
    murashit
    murashit 2023/11/23
    エンジンかかるまで長いのわかる(が、これも書かれてるとおりああいう「なんなんだよ」みたいな細かい楽しさが魅力でもあるのかもとも思う)
  • 【感想】『私たち異者は』スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸訳

    私たち異者は | スティーヴン・ミルハウザー, 柴田 元幸 | | 通販 | Amazon 強烈にミルハウザーであるし、でもこれまでに読んだのとはちょっと違う味付けだと思って読んだ。違う味付けの理由は訳者解説で見事に言語化されており、驚異から日常生活に挿入される小さな異物という微妙なシフトなのだなと思った。 「平手打ち」は、連続平手打ち犯(?)の出現に街全体が不安に飲み込まれていくというのが、こう、「いつもの」感があると同時に、しかしやっていることは平手打ちであるという、スケールが大きいんだか小さいんだか笑えてしまう所もあって、ちょっとメタな楽しみ方かもしれないけど楽しかった。 「闇と未知の物語集、第十四巻「白い手袋」」はまずタイトルがふざけてて良い。第十四巻ってなんなんだよ。それで柱のとこには単に「白い手袋」としか書いてないのかなりじわじわ来たんだけどこれは原書でもそうなのかな。という

    【感想】『私たち異者は』スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸訳
    murashit
    murashit 2023/08/21
  • 【感想】『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー 市田泉 訳

    サラ・ピンスカー『いずれすべては海の中に』(市田泉 訳)を、 #かぐプラ感想 キャンペーンでいただいた図書カードで買いました! 表紙めちゃ良い。先日読んだWhere Oaken Hearts Do Gatherが面白かった( https://t.co/2Bavp6P0Sd )ので楽しみです! pic.twitter.com/nJuH35G7fB — 笹帽子/笹幡みなみ (@sasaboushi) October 7, 2022 表紙めちゃくちゃいいですよね。電子版があるはだいたい電子で読んでるけどこれは紙ので手にしてよかったなと思う。 冒頭作「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」がすごくて一撃必殺をらった。ハイテク義手がなぜか道路と繋がっている(?)という奇想天外さ、理屈がつくようなつかないような不思議なSF感、通底するアメリカ的な(適切な形容ではないと思うけれど、なんというか……)空気

    【感想】『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー 市田泉 訳
    murashit
    murashit 2023/05/08
  • 【感想】『ループ・オブ・ザ・コード』荻堂顕

    帯文にしつこく二回も書いてあるしインタビューでも明言されているので書くけど、『虐殺器官』フォロワー。設定にしても文体にしても、もろ『虐殺器官』、というか伊藤計劃でありながら、でも2020年代にアップデートされた質感と問題意識だと思った。疫病禍という現実からの地続きの先に持って来た〈抹消〉と〈イグノラビムス〉の設定は荒唐無稽なスケールでありながら、書き込みに説得力がある。メインのテーマも出生の問題と、『虐殺器官』や『ハーモニー』とつながりながらも違う面の生命倫理を問うものになっていて、超意欲作だと思った。 分量としてはかなり長めで、長く楽しめるけども、この分量要ったのか?は疑問符がつくかもしれない。それくらいテーマが盛り盛りになっている。主人公も二足のわらじでえらい忙しいし。でも、「いやそのダブルワークは無理だろ!」という無茶具合が楽しい(すごい丁寧な書き込みで無茶をやってくる)。患者とその

    【感想】『ループ・オブ・ザ・コード』荻堂顕
    murashit
    murashit 2023/01/15
  • アニメ『ヤマノススメ Next Summit』各話ED考察

    ヤマノススメNext Summitのエンディングとは アニメ『ヤマノススメ Next Summit』は、女子高生による登山をテーマとする漫画作品『ヤマノススメ』のアニメ化第4期の作品。 作のエンディングは、吉成鋼さんというアニメーターが毎話違う絵で一人で作っている(????) エンディングテーマこそ『扉を開けてベルを鳴らそう』一曲であるが、アニメの内容は毎回異なる(だから『チェンソーマン』のように曲含めて全部毎回新作というのとは違うのだが、あれはもう札束で圧殺という感じであるのに対して、これは作ってるの一人という異常性があり、その作家性や曲が共通であることでかえって毎回違う中の統一感みたいなものもあり、めちゃくちゃ良いのだ) アニメの内容に圧縮された情報量がものすごく、そこからストーリーが読み取れるのが楽しい。 大サビ(?)の「Ring a bell, ring a bell」の所に展開

    アニメ『ヤマノススメ Next Summit』各話ED考察
    murashit
    murashit 2023/01/10
    「ここなちゃんってやっぱり生身の人間じゃなくて天使か妖精かなにか、何らかの神性の発露なんだ」
  • SF好きなら「(実在しない)切り抜きチャンネル」はチェックしろ

    この記事を書いた理由 昨日、文学フリマ東京35のWebカタログをチェックするスペース配信を行いました。 その中で、今回文フリ東京に出店予定の「(実在しない)切り抜きチャンネル」についてコメントしたところ、私と共にスピーカーになってくださったねじれ双角錐群のcydonianbananaさん、murashitさんのお二人が共にこのチャンネルをご存じでなく、また聞いてくださっていた方の中にも複数の方が「知らなかった、面白そう」という反応を返してくれていました。 自分は小説については感想をこのブログに書き残し、布教すべきものを布教したいと思っていますが、YouTubeなどの動画コンテンツは分ではないというか、そんなdigってないし、見たものについても特別感想を書いたりはしていません(聴いた音MADをひたすらツイートし続けている事例はあるが……)。この「(実在しない)切り抜きチャンネル」についても

    SF好きなら「(実在しない)切り抜きチャンネル」はチェックしろ
    murashit
    murashit 2022/11/15
  • 取扱説明書アンソロジー『故障かなと思ったら』 11/20文学フリマ東京35にて!

    今回の新刊『故障かなと思ったら』は、《取扱説明書》がテーマです。テーマのフィーチャー度が高い作品から紹介すると、小林貫「取説ばあさん」は取扱説明書を求める妖しい老婆が登場するサイバーパンク・怪異譚であり、Garanhead「故障とは言うまいね?」では取扱説明書の地位が極度に向上した世界でそれを執筆する資格者「マニュアリストロ」たちの活躍が描かれます。石井僚一「森/The Forest」はレイ・ブラッドベリの「みずうみ」をもとにした美しい叙情SFですが思わぬ形で説明書が登場しますし、cydonianbanana「閲覧者」には開かれたままの取扱説明書が登場し、しかし登場人物は不在のまま縮尺一分の一の地図をめぐる冒険が進行していきます。全自動ムー大陸「直射日光の当たらない涼しい場所」は取扱説明書を題材とした短歌十首の作品で、短編小説アンソロジーのインターミッションとしても取扱説明書の広がりを感じ

    取扱説明書アンソロジー『故障かなと思ったら』 11/20文学フリマ東京35にて!
    murashit
    murashit 2022/11/07
    ウオーッ
  • 【感想】『走る赤 中国女性SF作家アンソロジー』武甜静/橋本輝幸 編/大恵和実 編訳

    Amazon.co.jp: 中国女性SF作家アンソロジー-走る赤 (単行) :  , 武 甜静, 橋 輝幸, 大恵 和実, 大恵 和実: 中国女性SF作家の勢いを日に紹介し、邦訳で読める幅を大きく広げてくれる良いアンソロジーだった。 以下、特に良かった作品の感想。 非淆「木魅」(大恵和実 訳) 設定の引き込み力がものすごく強い。幕末日が舞台で、やってきた黒船は宇宙船であり、触手のある異星人は木魅(こだま)と呼ばれ、徳川家と名目上の婚姻を結んでいるという設定の元での、ある木魅とそれに仕える人間の女性の物語。もうこの時点で強すぎて勝ってるじゃないか。濃い設定と描写(木魅や、木魅の感覚に関する描写が好き)によって、短い作品ながらとても鮮烈な印象があった。 蘇莞雯「走る赤」(立原透耶 訳) 表題作。一種のVRMMOモノ。事故に遭って以来意識障害で昏睡している主人公の朱盈はオンラインゲー

    【感想】『走る赤 中国女性SF作家アンソロジー』武甜静/橋本輝幸 編/大恵和実 編訳
    murashit
    murashit 2022/09/27
  • 【感想】”Where Oaken Hearts Do Gather” by Sarah Pinsker

    Where Oaken Hearts Do Gather、メモとか作って精読したすぎる。 — 笹帽子 (@sasaboushi) September 5, 2022 ↑これをやりました 短篇企鵝さんがすごいので、リスペクト(パクリ)です。 物語詩の謎めいた歌詞について歌詞解釈Webフォーラム(?)上のコメントのやりとりを通じて語るという特殊形式の短編。こういう特殊な形式の語りや、フォークロア、ネットロア系が好きな人にオススメ。 ネビュラ、ローカス、ヒューゴー受賞で話題になっている&フォーマットにおける面白さがあって自分は好き&フォークロアもネットロアも好きなので好き、でも日語の情報が検索してもあまり出てこなかったので、メモを公開します。 書誌など 初出はUncanny Magazine(←掲載ページ)。 受賞に、Nebula Award for Best Short Story of 2

    【感想】”Where Oaken Hearts Do Gather” by Sarah Pinsker
    murashit
    murashit 2022/09/06
    読む
  • 【感想】『新しい世界を生きるための14のSF』 伴名練・編

    早川書房様より極厚文庫型SF加速装置『新しい世界を生きるための14のSF』(伴名練・編/6月22日発売)見をいただきました。ありがとうございます! 『紙魚はまだ死なない』よりmurashitさんの『点対』が再録! 主催した同人誌が商業デビューに繋がるとは、感無量です。https://t.co/ZDYKsKbNyL pic.twitter.com/PmfjMrzi5m — 笹帽子 (@sasaboushi) June 14, 2022 皆さんは加速しましたか? 『二〇二二年五月時点で、まだSFの単著を刊行していない』作家限定(例外もある)で、過去五年間に発表された短編を集め、日SF界の歴史を十年加速させることを目的に編まれたアンソロジー。上記ツイートの通りの経緯で見をいただきました。「点対」のリフロー型電子書籍化不可も見届けたかったからKindle版も買った。 以下は収録作品そのものに

    【感想】『新しい世界を生きるための14のSF』 伴名練・編
    murashit
    murashit 2022/06/26
    ウオーッ!!!!!!(けっこう趣味が似てる)
  • ねじれ双角錐群『無花果の断面』 11/23文学フリマ東京にて!

    私が参加している文芸同人・ねじれ双角錐群が11月23日の文学フリマ東京にて新刊を出します。 今年のねじれ双角錐群のテーマは『群れ』。タイトル回収……タイトル回収じゃないか!!! ↑ Keep readingで続き読めるよ 最高のテーマだと決まった日に思い、翌朝から頭を抱えることになりましたが、しかし原稿を書き終えることには群れへの感受性が研ぎ澄まされた結果か、考えてみれば群れSFというのはSFの中でもすでに確立された一分野だなと思うようになり、たとえば自分が比較的最近読んだ小説の範囲だけですら円城塔『イグノラムス・イグノラビムス』とか飛浩隆『はるかな響き Ein leiser Tone』なんか完全に群れSFなわけであり、それら豊富な先行作品の群れに追いつき、打倒していくという高い志を掲げてできた合同誌『無花果の断面』にご期待ください。 以下、ネタバレを含まない宣伝感想。

    ねじれ双角錐群『無花果の断面』 11/23文学フリマ東京にて!
    murashit
    murashit 2021/11/13
    うおおおおおお!!!、
  • 雨月物語SF合同『雨は満ち月降り落つる夜』&リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』の復刊

    この度、私が企画した2冊の合同誌について、Amazon Kindle Direct Publishingのペーパーバック出版(POD)を活用した復刊・再販を開始しました。 雨月物語SF合同『雨は満ち月降り落つる夜』 雨は満ち月降り落つる夜 | 笹帽子 | | 通販 | Amazon 近世日を代表する怪異小説『雨月物語』の9編を、SF的視点から再解釈する小説合同誌です。 特設サイトはこちら。また、過去にいただいた感想の一部をまとめたページがこちら。 オリジナル書籍版は2019年5月の文学フリマ東京にて頒布、また若干数をBOOTHでも通販しましたがおかげさまで即日完売してしまい、以降はKindle電子書籍でのみ配信を行ってきました。Kindle電子書籍を普段から利用されている方はそちらで読んでいただけるので良いかと思いますが、紙ので読みたいという方もいらっしゃるかと思い、この度ペーパ

    雨月物語SF合同『雨は満ち月降り落つる夜』&リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』の復刊
    murashit
    murashit 2021/11/11
  • Kindle Direct Publishing (KDP)がペーパーバックに対応したので早速出版してみた(商品到着編)

    表紙と裏表紙 思ったよりちゃんとしてる(失礼)、というのが第一印象でした。 ここから紙の話をしますが、始めに宣言しますと、紙について私は素人です。すごいとんちんかんなことを書いてるかもしれませんが専門家のツッコミをお待ちしております。 触った感じ、用紙は普通の、手触り良い程々の厚さの紙です。公式には、紙は80ポンド(220 g/m²)であるという記述があります。ここにもヤードポンドの帝国が……。ここのツールを使って四六版のkgに換算すると約189kgと出ました(四六版に換算していいのか自体わかってない)。素人なのでよくわかりませんが、これ日で印刷してるんだから、そんなポンド仕様の紙買ってきて使ってるわけなくて、日で流通量が多い一般的な用紙を使っているはずだと考えれば、近い数字で、OK特アートポスト+180Kとかなのでは、と想像します。若干黄色っぽいのもそれっぽい。一応手元に紙見があり

    Kindle Direct Publishing (KDP)がペーパーバックに対応したので早速出版してみた(商品到着編)
  • Kindle Direct Publishing (KDP)がペーパーバックに対応したので早速出版してみた(登録編)

    2021年10月のサービス開始当初の使用感を速報した記事なので、最新の状況と異なる可能性がある点をご了承ください(2022年11月追記) してみた!!!(まだ出版されてません。登録完了して審査中の段階です) (追記)販売開始したので続きも書きました!! KDPまだ流行ってない頃にいち早く電子書籍を出してみてから早6年半。ついにKindle Direct Publishingが日でもペーパーバックのオンデマンド出版に対応したとのことで、早速やってみました! 対応したよという記事がタイムラインに流れてきて知ったのが19:30、そこから作業して21:15に入稿しました。スピードでは負けない。 といってもそんなスピードで作品が書けるわけはなく、入稿したのは昨年発行したリフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』の収録作である『冷たくて乾いた』です。ちょうど先週末にPDF版をBOOT

    Kindle Direct Publishing (KDP)がペーパーバックに対応したので早速出版してみた(登録編)
    murashit
    murashit 2021/10/21
    頑張れベゾス
  • 『夜になっても遊びつづけろ よふかし百合アンソロジー』

    夜ふかし百合アンソロジー発売のお知らせ|ストレンジ・フィクションズ @strange_fics #note https://t.co/BWvM2EXipK — ストレンジ・フィクションズ (@strange_fics) July 2, 2021 『夜になっても遊びつづけろ よふかし百合アンソロジー』に短編小説を寄稿させていただきました。 よふかし百合をテーマとするアンソロジーです。『異色作家短篇集リミックス』、『日探偵小説全集リミックス』といった尖ったアンソロジーを世に送り出してきた創作文芸サークル〈ストレンジ・フィクションズ〉の別冊、つまりナンバリングタイトルじゃないやつ(?)で、同サークル有志+ゲストによる作品が集まっています。ゲストで書かせていただきました。錚々たる執筆陣の中に載せていただきありがたい限りです。 合同誌はKindleにて配信され、チャリティ企画として収益は国境なき

    『夜になっても遊びつづけろ よふかし百合アンソロジー』
    murashit
    murashit 2021/07/03
    ウオーッ