「若者の車離れ」は日本だけではありません。いま世界で、クルマを公共交通的に使用する動きが広がっています。将来、クルマは所有せず共有するのが当たり前になるのでしょうか。 路駐しているクルマを借りられるヨーロッパ クルマが、電車やバスと同じような乗りものになる日が来るかもしれません。つまり、クルマが公共交通のようになるかもしれません。そうした傾向がいま、世界各地でドンドン高まってきているのです。 まずはヨーロッパ。高度交通システム(ITS)に関する国際会議の場で、自動車関連調査会社の多くが「ヨーロッパにおける若者のクルマ離れ」を指摘するようになりました。クルマの代わりに、LRT(路面電車などの軽量軌道交通)や自転車の利用が増えているといいます。彼らにとってクルマを所有することは、とても面倒なことなのです。 もちろん金銭面での負担もありますが、最も大きな問題は駐車スペースです。多くのヨーロッパ都
ある地点から同じ所要時間で到達できる地点を線で結んだ地図のことを等時線図(アイソクローン地図)と呼びます。 ウィーン大学博士課程のピーター・カルペジェブ( Peter Kerpedjiev )さんが作ったのは、ヨーロッパ […] ある地点から同じ所要時間で到達できる地点を線で結んだ地図のことを等時線図(アイソクローン地図)と呼びます。 ウィーン大学博士課程のピーター・カルペジェブ( Peter Kerpedjiev )さんが作ったのは、ヨーロッパの主要都市から、鉄道に乗って何時間でどこまで行けるかを示す等時線図。 2時間ごとに色分けされていて、22時間以内では辿り着けないところが白です。パリから電車に乗ると、22時間でスコットランド(本土)の北端、ポルトガル中央部、ポーランド東端、イタリア(本土)南端からシチリア島、ぐらいまで行けることがわかります。 スペインの首都マドリードからだとこう。
2023 12 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>> 2024 02 9月の前半、ローマ~パリと調査に行ってきました。いろいろと発見もあり、いずれブログでご紹介していくつもりですが、その調査の帰路、エールフランスのストライキに遭遇してしまったので、今日はその体験をご披露しておきます。そんなにできない(したくない?)経験でしたので。 調査日程の最終日、ホテルに戻ってメールを見ると、旅行会社からメールが届いていました。それがなんと翌日の帰国便欠航のお知らせ。それだけなら振替便があるだろうと高をくくっていたのですが、ニュースを見たらエールフランスのストとしては16年ぶりの規模で半数が欠航とのこと。これまマズイかなぁ、と思いつつ、翌朝早めに空港に向かいました。 空港ではテレビの取材も来ていて大混乱、かと思いきや、混雑し
■回想~フライトに捧げた40年 -石川真澄- 1960年代から80年代後半にかけて、南回り欧州線が存在していたのをご記憶でしょうか。今では機体の性能アップでニューヨークまでも直行便がありますが、南回り便はDC-8型機だったため各地で給油しながら飛行。しかし、この離着陸のくり返しと北回りに比べて運賃が割安だったせいか、当時は結構根強いファンがいたのです。 飛行ル-トは東京、香港、バンコク、ニューデリーまたはボンベイ、カラチまたはテヘラン、ベイルート、アテネ、ローマ、パリまたはロンドンで、私たちクルーはこの行程を約2週間かけて乗務。なぜそんなにかかるかといえば、まず東京から乗るとバンコクで降り、次便が来るまで2、3泊待機。その後はテヘランかカラチで次便まで3、4泊。この順番でアテネ、ローマ、そして最終地で宿泊待機というローテーションが組まれていたからです。もちろん帰路はこのルートを逆に東京まで
Europe Before World War I Vs Today When Gavrilo Princip assassinated Archduke Franz Ferdinand, the heir to the Austro-Hungarian throne, on June 28, 1914, few could have known it would reverberate for four years of brutal war, leading to the fall of three European empires and revolution in what would become the Soviet Union. The past 100 years have seen another world war and the rise and fall of th
2014年06月03日06:00 カテゴリオーストリア 邦人旅行者を狙う偽警察官が増加 1年間で最も過ごしやすいはずだった5月は観測史上、雨の最も多い月となった。5月を取り戻す意味でも6月が爽やかな初夏の訪れとなることを期待したい。 ▲観光シーズンを迎えた音楽の都ウィーン市内(2014年5月、撮影) 音楽の都ウィーンではいよいよ本格的な観光シーズンを迎える。学校が夏季休暇に入る6月末から、世界各地から旅行者が殺到する。福島第1原発事故の直後、日本からの旅行者は減っていたが、昨年ごろから日本人旅行者が戻ってきた。 日本人旅行者が増えると、日本人をターゲットとする犯罪グループがまた増える。そこで邦人旅行者が犠牲となりやすい3つの犯罪を紹介し、海外に住む日本人の一人として注意を喚起したい。 邦人旅行者が狙わる犯罪では、①スリ、②置き引き、③詐欺が3大犯罪だろう。安全な国・日本からきた旅行者は犯罪
スペイン語が母語の友人によると、イタリア語は、しゃべることはできなくても、ずっと聴いているとなんとなく言うことがわかるんだそうです。それぐらい二つの言語は似ているのだという話。もしかすると東京弁と関西弁みたいなものなので […] スペイン語が母語の友人によると、イタリア語は、しゃべることはできなくても、ずっと聴いているとなんとなく言うことがわかるんだそうです。それぐらい二つの言語は似ているのだという話。もしかすると東京弁と関西弁みたいなものなのでしょうか。 Teresa Elms さんが、ロシアの1999年の論文”Metatheory of Linguistics”の研究結果を2008年に図にしたのが、このヨーロッパ言語距離チャート。 ヨーロッパに多数ある言語の間の、「語彙」の類似性を元に、似ている言語の間をより太い線で繋いでいます。(文法が似てる、ではありません) それぞれの丸の大きさは
ロンドンといえばテムズ川。パリといえばセーヌ川。 どちらも街の顔として大きな川が東西に流れる都市で、川のクルーズは定番コースとして観光ツアーに組み込まれることが多い。 そんな川の街の小さな運河では、いまも現役で運河周りの古い設備が動き続けていた。しかも、古さのレベルが東京とは違っていた。なんたって、産業革命の時代から歴史があるのだ。
45年前に曾祖母がヨーロッパ各地で撮影した場所と、同じ場所で美大生が撮影した写真が東京藝術大学の修了制作展で展示されて話題となった。撮影したのは、東京藝術大学 美術研究科の五味由梨さん。 初めは、きっかけや、撮影時のエピソードについてお話を伺っていたのだが、途中で、写真には意外な秘密があることが判明したのだった…。 ――五味さんが、45年前の曾祖母の写真に映っている場所と同じところを訪れたようと思ったきっかけは? 「母から『古い写真の束が出てきた』と言われたので見てみると、45年前に大学の同級生たちとヨーロッパを旅行した曾祖母の記念写真だったんです。当時64歳で、普段着の着物姿でした。曾祖母は創立された女子大の一期生として入学し、英語も習ったそうで、興味深くヨーロッパを眺めていたと思います。今ならデジタルカメラで色んなものをたくさん撮影できますが、当時は写真がフィルムだったこともあってたく
新倉瞳オフィシャルブログ「瞳の小部屋」Powered by Ameba 新倉瞳オフィシャルブログ「瞳の小部屋」Powered by Ameba 皆さんこんにちは! 最近つぶやく事が楽しい新倉選手であります。 つぶやき始めると、まだまだ皆さんにスイスバーゼルでの生活風景を お届け出来ていなかったことに気付きました。 twitter大活躍の予感です。 しかし、twitterでオーガニックナチュラルコスメを紹介して 我ながらヨーロッパならではのつぶやき、 しかも我ながら女の子らしいつぶやきだと満足していたのに、 500円玉と5フランを間違えて出してしまったことをつぶやいたら お財布を分けたら良いのではないでしょうかというアドバイスを皆さんから頂き、 お財布の中で円とフランが同居しているという非常に女の子らしくない 残念なかんじを披露してしまいました。。 ご指摘下さった皆様有難うございました! ち
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