110 Bishopsgate, London, UK © 2010–2022 DotsPress.com. All Rights Reserved
110 Bishopsgate, London, UK © 2010–2022 DotsPress.com. All Rights Reserved
エコや燃料高騰で自動車が話題になることが多い。 月末となるとガソリンスタンドが大混雑する風景が、新しい郊外の風景として定着しそうだ。月が変わるたびに値上げされているのだから。先月も道路に行列の車がはみ出していて、いたるところの街道に給油待ち渋滞ができていた。 ただでさえ自殺者が多い(凶悪事件なんかさっぱり起きない平和な町だけど、とにかく自殺とひき逃げだけは毎日のように起きている)貧乏タウンだというのに、ガソリンの値上げは地元民にとってかなり痛い。なにしろ自動車がなければどこにも移動できないからだ。 かつて自動車は個人主義のアイコンであり、アメリカ的な自由を示す代表的なアイテムだった。戦後は「おれもいつかは自家用車を」と誰しもが夢を持ち、バブル期は「いつかはアウディ、いつかはパジェロ」とかに変わっていった。車はずっと成功の象徴でもあったのだ。そしてそのころになると誰もが持っているものとの前提
地震の報道を見ていて、いろいろ考えた。 ひとつめ。 日本は神戸の震災以来、一定規模以上の都市で地震が起こった時の初動動作など、地震後の対策をすごく学んだ。 神戸という日本を代表する都市の一つで、死者だけで5千人を超える規模の地震があったことで、関西だけでなく日本中がパニックに陥った。 いろんなむちゃくちゃがあり、いろんなミスがあった。 水もお湯もないところに大量のカップラーメンが届き、交通規制が行われなかったために緊急車両が動けなかった。 悲惨だった。 けれども、そういった経験は次の学びにつがなった。 幹線道路の交通規制を何より優先するとか、避難所の状況をまずは把握すること、ボランティアは一元管理、など様々な学びが次の災害支援に活かされた。 神戸の時は、仮設住宅に人を割り当てる際、経済的に困っている順に、先にできた仮設住宅を割り当てた。 当然そうするべきだと皆が思った。 ところが、ご近所さ
都市というのはたいてい大火災や大震災や戦災で消失した跡地にできる。何もない広大な土地を計画的に整備するには、皮肉なことに何らかの「災い」が必要なのだ。だから都市工学の観点で言えば例えば9・11テロの跡地には慰霊碑や公園なんかではなく、世界貿易センタービルよりデカいタワーか超巨大ショッピングモールをつくるべきなんじゃないかと思う。実際、そういう計画はあるらしいが、今は国威発揚のための「傷跡」として利用されているのが現状だろう。 だが、「災い」を心待ちにするような都市計画はもはや不謹慎以外の何ものでもないので、その代わりに発達したのが埋立地という手段だった。しかしこれには交通手段を確保するまで都市の発展が停滞してしまうという難点がある。この難関を乗り越えたからこそ今の舞浜リゾートがあるわけだし、これに失敗したからこそお台場は苦戦している。そこで登場した最近の流行りは都心にある巨大工場を郊外に移
◆1.僕たちの好きなファスト風土 実はファスト風土というのは、今すぐ何もかも危うくなるような緊急の問題ではない。 むしろ現状、世の中はファスト風土化することで快適になってゆく。誰だって個人商店を何軒もまわるより、大手スーパーでまとめ買いした方が楽に決まっているし、安い値段で新品同様の商品が手にはいるなら、そっちへ流れる。早く・安く・おいしいモノを身近で食べられるなら、わざわざ高級レストランなんて必要ない。 だけど快適な環境を低価格で手に入れることで、実はめぐりめぐってある層より下の人々の収入は低下し、階級は固定化し、将来的な生活の見通しがつかなくなる可能性がある。実際にファスト風土化の進んだアメリカではその地盤沈下があらわれはじめている。「このままでは地方がアブナイ!」という三浦展の「ファスト風土批判」はそこにある。だからこそ、彼は「街の在り方」以上に「新しい雇用の在り方」について語ってい
1.はじめに 吉祥寺や渋谷の街を歩いていると、その場所が持っている都市的なゲニウス・ロキ(場所の地霊)が、身体や精神とフィードバックする感覚を味わうことがある。それは、ヴァルター・ベンヤミンが『パサージュ論 第3巻』で述べている「街路はこの遊歩者を遥か遠くに消え去った時間へと連れて行く。(中略)この過去は、それが彼自身の個人的なそれではないだけにいっそう魅惑的なものとなる。」「「全くの生活だけからつくられた風景」にしたのは、彼ら、自身パリの人々なのだからである。」[ベンヤミン、2003:77]というような都市の歴史や記憶の堆積が与えてくれる感覚である。そういった感覚は、郊外の住宅街やニュータウンでは感じることはない。その感覚は、都市とは一体何なのか、都市とそれ以外のものを分つものは何なのか、ということを私に考えさせる。 単なる物材や人の集まりだけでは、その感覚を与えてくれる都市とはなら
「あわせて読みたい」は、あなたのブログ読者が読んでいる ブログ・ニュースを表示する無料サービスです。
前回の記事で「ストリートビューで誰が得するんだよ!教えて!」と言ったのにまともな回答が来ませんでした。 池田信夫先生はこの記事のコメント欄で[Googleストリートビューに関して]出てくる話も、住基ネットのときと同じ。「気持ち悪い」って? そんなこといえば、私の個人情報が130万件も入ってるグーグルのほうがよほど気持ち悪い。だからって検索エンジンを廃止しろという人はいないだろ。なぜかわかる? メリットのほうがはるかに大きいからだよ。自分たちに都合の悪い話になると、マイナス面だけ強調するのは、JASRACなどの利権団体とまるで同じ発想だ。VTRもP2Pもそうだったように、新しい情報技術には、つねにプラスとマイナスがあるのです。そのマイナス面をつぶそうとしてプラス面までつぶして、日本のウェブが世界から置き去りにされている原因は、こういう程度の低いユーザーにもあるんでしょう。 (強調したのは私)
最近、いろいろなところで「反面教師」に事欠かない。人だけじゃなくて組織や団体、もっと大きな「集団」にも例はたくさんある。別に目新しくはないし、笑うのも簡単だが、それだけではもったいない。学んで活かさなければ。というわけで、以下は最近改めて学んだ、やったら恥ずかしいことのリスト。 (1)外見だけ整えているが内面が伴わない 努力したうえで至らないところがあるのは必ずしも恥ずかしくないが、外見だけ取り繕おうとするのは恥ずかしい。それが露呈するのはさらに恥ずかしい。他人の目は予想より鋭いこともしばしばあるし。 (2)情報の流れを阻害する 隠したりすりかえたり、情報の流れを悪くする人には何かうしろめたいことがある場合が少なくない。もちろんしかたない場合、必要な場合もあるんだが、構図があまりにもみえみえだと見ているほうが恥ずかしくなる。 (3)議論や交渉を拒否し自らの主張のみに固執する 何かというとす
※メーカー名の表記は以下の通り。 Bu=バタフライ、Ni=ニッタク、Ts=TSP、Xi=エクシオン、Ya=ヤサカ、St=スティガ、Do=ドニック、Jo=ヨーラ、Ti=ティバー、An=アンドロ、Ju=ジュウイック、Ar=アームストロング(順不同) ※確認できた用具のみ掲載していますが、必ずしも現在使用用具とは限りません。日本で未発売の用具も含まれます。
北京五輪で韓国の五輪参加史上初めて「純血主義」が破られた。韓国が初めて参加した1948年ロンドン五輪以後、60年ぶりのことだ。 純血主義を破った主人公は、身長158センチの唐汭序(タン・イェソ、27、大韓航空)。中国吉林省長春出身で、昨年末に韓国に帰化して五輪出場のチケットを手に入れた。 韓国に生息するセミの中で、アブラゼミというのがいる。オスの場合、全長3.1センチぐらいのこの小さいセミは、生まれた後、地の下で幼虫として6年を生き、7年目になる年に外へ出て皮を脱いで成虫になる。 ●「6年間『地下の生活で』私を守ってくれたのは卓球」 唐汭序が五輪の舞台を踏むまでの過程は、アブラゼミが成虫になる過程にそっくりだ。01年大韓航空の練習パートナーとして韓国の地を初めて踏んだが、今年初めまでの6年間、ずっと「陰」に居た。国籍が中国だったため、国内で行われる大会にはまったく出場することができなかった
중앙일보 일본어판 サービスをご利用中のお客様にご迷惑をおかけして申し訳ございません ホームに戻る Copyright by Joongang ilbo Co.,Ltd. All Rights Reserved.
중앙일보 일본어판 サービスをご利用中のお客様にご迷惑をおかけして申し訳ございません ホームに戻る Copyright by Joongang ilbo Co.,Ltd. All Rights Reserved.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く