西武ホールディングス(HD)が事業ポートフォリオの見直しを進めている。1月には西武鉄道100%子会社である西武建設の株式95%をミライトHDに譲渡する契約を結んだと発表。ミライトHDと西武建設が持つ経営資源を相互に補完、共有、活用し、さらなる成長を図る。 一方、西武鉄道は西武建設の株式5%を保有する。「(西武建設が)グループにとって重要なパートナーであることに変わりはないこと、(ミライトHDと連携して)社会インフラへの情報通信技術の活用や、グリーンエネルギーの導入など、事業連携のための共同の取り組みを進めること」(西武HD)が狙いだ。 2月にはプリンスホテルが保有する国内ホテル・レジャー施設76事業所のうち、31施設をシンガポール政府系投資ファンド・GICへ売却(流動化)することで基本協定を結んだ。引き続きプリンスホテルブランドとして、西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営を行う。 役
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