中国の首都北京では労働節(メーデー)の連休中にスポーツジムや映画館の営業が休止される。上海の新型コロナウイルスの新規感染者は減少しているが、市当局が感染の封じ込めを目指し制限措置を継続する。 中国の経済活動は4月に急速に縮小。国家統計局が4月30日に発表した同月の製造業購買担当者指数(PMI)が示した。急拡大するコロナ感染を抑えるためのロックダウン(都市封鎖)で工場の操業が停止され、サプライチェーンの混乱が生じたことが響いた。 中国の経済活動が急速に縮小、PMI示唆-「ゼロコロナ」打撃 中国共産党中央政治局は29日、成長促進の経済刺激策を強化するとともに、今年の経済成長目標を脅かすコロナの感染拡大を抑制することを約束した。 中国中央政治局、成長促進で刺激策-ゼロコロナの方針維持 北京で30日に報告された新規感染者数は59人と前日の54人から増加。市内の小湯山鎮では1200床のベッドを備えた
A health worker administers a Covid-19 vaccine during a rural vaccination drive in Mpumalanga, South Africa. Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg 新型コロナウイルスのオミクロン変異株で、南アフリカの科学者が今月発見した新たな派生型はワクチンや以前の感染で獲得した免疫をすり抜ける能力を持っている可能性が高い。この派生型に関するリポートを発表した遺伝子配列解析チームのトップが語った。 南アのクワズールー・ナタール大学とステレンボッシュ大学の複数の研究所から成るチームのトップを務めるトゥーリオ・デオリベイラ教授は、新たな派生型「BA.4」と「BA.5」は、先に見つかった「BA.2」よりも感染力が強い様子だと説明。「BA.2」も従来のオミクロン株に比
4月26日、中国国家衛生健康委員会は、H3N8型鳥インフルエンザのヒトへの感染が初めて確認されたと発表した。写真は香港で2013年4月撮影(2022年 ロイター/Bobby Yip)
外務省は新型コロナウイルスの感染拡大への対応で日本からの入国を制限する国・地域の数が4月12日午前6時時点で合計44だったと公表した。外務省の海
航空機や列車などの公共交通機関でのマスク着用を全米で義務化したバイデン政権の措置を連邦地裁判事が無効と判断したことを巡り、米司法省は19日、衛生当局が義務化を必要と判断した場合は上訴する用意があることを明らかにした。 司法省は、5月3日で期限が切れる現在の評価期間を過ぎても引き続きマスク着用の必要があると疾病対策センター(CDC)が判断する場合は、連邦地裁判事の判断を不服として上訴すると表明。「輸送分野でのマスク着用義務化の命令は、議会が公衆衛生を守るためにCDCに付与した権限の有効な行使だと引き続き考える」と説明した。 CDCは新型コロナウイルス感染症(COVID19)拡大防止のため2021年2月にマスク着用を義務化。先週、その期限を延期したが、延長期間はこれまで最短の15日で、オミクロン変異株の派生型「BA.2」の感染件数と入院件数が急増しなければ解除する構えを示唆していた。 フロリダ
4月18日、米フロリダ州の連邦地裁判事は、公共交通機関でのマスク着用を義務付けている当局の命令は違法だとの判断を示した。フィラデルフィアで撮影(2022年 ロイター/Hannah Beier)
伊藤忠総研は2月、伊藤忠商事の中国各拠点を対象に景況感アンケート調査を実施。その結果景気は全体として「中立」状態にあることが確認された。前回調査(2021年8月)と比較すると、全ての拠点で判断が維持されたことから、景気改善ペースは一服し、足踏み状態にある様子が窺われる。新型コロナの経済への影響については、規制が厳しい地域では生産活動が下押しされたが、感染者数が少ない、あるいは規制を柔軟に実施していた都市では経済への影響が小さかった様子が窺われた。そのほか、帰省自粛で人手不足問題が緩和されたことを指摘する拠点もあった。また、規制下での春節休暇が定着し、消費者は工夫しながら休暇を過ごしていた様子も伝えられた。他方、同時期に開催された冬季オリンピックによって、スポーツ・レジャー市場は一定程度刺激されたようである。とりわけ、多くの都市で見られているウィンタースポーツ人気は、中長期的には消費市場のす
新型コロナウイルスについて気になるニュースが続いている。一つは、オミクロン株の新変異ウイルス「XE系統」が初めて日本でも確認されたこと、もう一つは感染再拡大の傾向がある沖縄県に、県庁と各省との連絡調整に当たる政府のリエゾン(連絡員)チームが派遣されたことだ。 感染力は「BA.2」より10%高い 厚生労働省は2022年4月11日、新型コロナウイルスの新たなタイプの変異ウイルスで、オミクロン株「BA.2」より増殖力が高いとされる「XE系統」が空港検疫で初めて確認されたと発表した。 報道によると、「XE系統」が見つかったのは、米国に滞在歴があり、3月26日に空港検疫で陽性と確認された30歳代女性だ。 読売新聞によると、「XE」は1月19日に英国で初めて検出され、3月29日時点で約600件の症例が確認されている。国内で第6波をもたらしたオミクロン株の主流型「BA.1」と、現在感染者が増えている派生
新型コロナワクチンの開発状況について、記者会見する塩野義製薬の手代木功社長(中央)=4日午後、東京都千代田区 塩野義製薬は4日、開発を進めている新型コロナウイルスワクチンの追加接種で、米ファイザー製ワクチンと同等の中和抗体量の上昇を確認できたとする臨床試験(治験)の中間報告を発表した。中和抗体にはウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ働きがある。 塩野義の手代木功社長は会見で「非常によい結果だと思っている」と述べた。今年5月の供給開始を目指すとしている。追加接種の承認申請を先行して進めることも検討したいとした。 今回の治験は、ファイザー製ワクチンを2回接種して6カ月以上が経過した成人を対象に実施。約200人のデータを分析した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く