この属の魚はイソギンチャクと共生することでよく知られている。イソギンチャクは触手に毒を持つが、この仲間は特殊な粘液をもち毒から身を守ることができる。熱帯・亜熱帯海域に多く生息し、他のスズメダイ科の魚同様観賞魚として人気。近年は養殖も盛んで、家庭の水槽でも産卵し育てられる。
シシャモとカラフトシシャモ 産卵期には、シシャモのオスは尻びれが大きくなり、体色が黒くなります。一方、メスは体色がわずかに黒くなる程度です。この魚は「柳の葉の魚」を意味するアイヌ語のスス・ハムまたはシュシュ・ハモから由来します。鵡川地方にはシシャモのアイヌの伝説があります。天上の神の国の庭園には神木である柳が多く生えており、毎年秋になると、庭の池に落ちていました。ところが、ある年偶然にも柳の葉がアイヌの住む下界に落ちていきました。これを見た神々は驚いて、下界の落葉のようにそのまま朽ち果てるのを可愛そうに思い、柳の葉を魚に変え、永遠の命を与えたと言われています。 「子持ちシシャモ」として販売されているシシャモは、外国から輸入されたものでカラフトシシャモといいます。キュウリウオ科の仲間ですが、シシャモではありません。ウロコがたいへん小さく、脂ひれが大きいのが特徴です。北太平洋北部から北極海、北
[標準和名]キハダ [地方名]きひれ [学名] Thunnus albacares [英名]Yellowfin tuna 目スズキ 科サバ 属マグロ サイズ1.8m/70kg 「キハダマグロ」の名でも知られ、まぐろの中では比較的手頃な価格帯で店頭に並ぶ庶民派。 ただしツウからは「中トロはきわだが絶品」という根強い声も聞かれます。 脂肪が少なく、まぐろの中ではあっさりめで上品な味わいが特徴。多彩な調理に応用がきくのが魅力です。 特に関西で好まれる傾向があるようです。 外観 体色や各ひれが黄色を帯び、第2背びれと尻びれが著しく伸びて小金色を呈します。まぐろの中では、胸びれが長い方です。 生態 外洋の表層を群れで遊泳し、日本近海ではカツオなどと同様に季節的な南北の回遊を行います。好む水温は18-31℃で、マグロ属の中では、高水温に生息しています。 漁獲法延縄、曳網、巻網、磯釣り、船釣り 主な産地
1日の摂取目安量:30歳~49歳 男性 2.0g / 女性1.6g(授乳婦 1.8g) EPAは単体での食事摂取基準値は定められていませんが、 n-3系脂肪酸としてDHA・EPA・DPA・α-リノレン酸を合わせた目安量が示されています EPAの性質と働き EPAは正式名称「エイコサペンタエン酸」といい、体内で合成できない不飽和脂肪酸のひとつです。不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、EPAは多価不飽和脂肪酸の中のn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に属します。EPAの基本的な働きとして、体内の免疫反応の調整、アレルギー疾患・高血圧・動脈硬化・脂質異常症・脳卒中・心筋梗塞・炎症性の症状の予防と改善に効果を発揮します。血液の凝固を抑える働きがあるため血栓症の予防が期待できます。さらに、中性脂肪の増加による動脈硬化や脂質異常といった生活習慣病の改善に役立つ成分として、特定保健用
2006年の世界におけるサケマス養殖生産量は126万トンと報告されています。この内39.7%に当たる64.2万トンがノルウェーで生産され、38.2%に当たる61.8万トンが南米チリで生産されています。 1990年の世界のサケマス海面養殖生産量は35.1万トン。ノルウェーがその半分の16.1万トンで、チリは僅かに1.8万トンと日本(2.3万トン)より生産量は少なかったのです。 南半球にサケ資源を作る試みは19世紀後半に米国が、南半球各国に大規模な移植を試み、ニュージーランドにマスノスケを定着させる事に成功しましたが、南米では成功しませんでした。米国は1968年にもチリにアメリカ式のふ化場を建設しマスノスケ、ギンザケの移植を再度試みましたが成功しませんでした。その後1977年より米国民間企業によるマスノスケ、ギンザケのふ化放流事業が行われ、両魚種合わせて5百尾以上の回帰を見たと報告されています
カレイの眼はなぜ2つとも右側に? しかし、直感的にはわかりにくい進化を遂げた形質もある。たとえばカレイの眼だ。カレイの眼は2つとも体の右側についている。 カレイは体の右側を上にして海底に横たわっているので、たしかに眼が2つとも右側にあれば便利だろう。しかし、昔はカレイの眼も、体の左右に1つずつ付いていたはずだ。ということは、その後、体の左側(海底側)の眼が少しずつ移動を始めて、ついには体の右側(上側)に回り込んだのだろうか。いや、それは考えにくい。 海底側の左眼が移動を始めてすぐのころは、依然として左眼は海底側を向いていたはずである。左眼が海底を向いているかぎり、とくに良いことはないので、自然選択は働かないはずだ。つまり、このような進化は、最初の段階でスタートしないはずなのだ。そう考えると、カレイの眼が2つとも右側についているのは不思議なことである。 でも、これは前提(1)に囚われているか
【読売新聞】 岐阜県各務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」と名古屋大(名古屋市)、富山大(富山市)の共同研究チームは、特定の種類の魚が獲物を左右どちらから襲うかという「右利き」「左利き」について、発達初期の段階で捕食を経験
春の訪れを告げるシラウオ漁が北海道厚岸町で始まり、新鮮なシラウオが次々に出荷されています。 厚岸町でとれるシラウオは透き通った美しい身が特徴で、懐石料理などに使われる高級食材として人気があります。 漁は今月1日に始まり、5日朝も市場には大きいもので、およそ10センチほどの新鮮なシラウオ、およそ36キロが次々と運びこまれていました。 新型コロナの影響で需要は低迷していて、5日朝の競りでも1キロ当たりの値段は1680円から2500円と、例年の半分ほどにとどまっているということです。 ことしは、厚岸湖で続いてきた、V字型に網を張ってシラウオを誘い込む「張待網漁」という伝統的な漁法が、漁業者の減少を受けて休漁となり、小型船による小定置網漁だけが行われています。 「厚岸漁協しらうお小定置網漁業班」の小島克己班長は「量や形はまずまずです。ぜひ、天ぷらなどで味わってもらいたいです」と話していました。 厚
漁業が盛んな日南市南郷町で地元のブランド魚「美々鯵」のことしの初競りが行われました。 「美々鯵」は、3月から6月までの間に地元の目井津港で水揚げされ、重さは90グラム以上、とれてすぐ海水で0度近くまで冷やして鮮度管理するなど、独自の基準をクリアしたブランドアジです。 29日朝、目井津港には近くの海の定置網でとれた美々鯵がおよそ3.5トン水揚げされ、さっそく刺身で試食した仲買人たちは「おいしい。最高です!」などと話していました。 このあと初競りが行われ、ご祝儀相場もあって最高で1キロ=1000円と昨シーズンの平均価格のおよそ2倍の値がつきました。 ブランドを立ち上げた団体の元浦亮会長は「魚の脂ののりもよくなってきて、ことしは水揚げ量も期待できそうです。消費者のみなさんにはどんどん食べていただきたいです」と話していました。 「美々鯵」は県内や関東方面などに出荷されるということです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く