行政刷新会議の事業仕分けのやり取りが聞けるレシーバーを耳に装着し、会場内を視察する鳩山由紀夫首相=24日午後、東京都新宿区(中鉢久美子撮影) 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は25日、平成22年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」の作業を都内の体育館で行い、第3ワーキング・グループでは民主党が見直しを主張してきた全国学力・学習状況調査について、抽出対象(概算要求では40%)の絞り込みを含む「予算要求の大幅縮減」と結論づけた。 全国学力・学習状況調査に関する審査の詳報は以下の通り。 文部科学省 「全国的な学力調査の実施についてでございます」 「全国学力学習状況調査は国際的な学力調査の結果に見られる学力や学習意欲の低下傾向、また客観的なデータに基づいた学力向上策を求める保護者や地域の声を背景に、平成19年度から実施しているところでございます」 「これまで3回にわたる調査を実施