格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは18日、スリランカの格付けを「Ca」と、従来の「Caa2」から引き下げたと発表した。同国が一部対外債務の支払いを停止する方針を示したことを受け、「相次ぐデフォルト(債務不履行)」に向かっていると警告した。 スリランカ、一部対外債務の支払い停止-債務再編を目指す 最初のデフォルトはかなり早期に生じる可能性がある。18日はスリランカ債の約7800万ドル(約100億円)相当の利払い期限だったが、同国政府は先週、一部対外債務の支払いを停止すると発表していた。これを受け、格付け各社は既にジャンク(投資不適格)級のスリランカの格付けをさらに引き下げた。
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