ウクライナと国境を接するルーマニア北部の町では、支援物資をウクライナに送るための拠点が整備され、ヨーロッパ各地から食料や生活用品が届いています。 ルーマニア北部の国境の町シレットでは、ロシアが軍事侵攻した直後の先月末、ウクライナに支援物資を送るための物流拠点が整備されました。 国外在住のウクライナ人女性が支援団体を立ち上げて拠点を設け、現在はウクライナ出身の人たちを中心におよそ20人のボランティアが活動しています。 9日にはポルトガルから食料品のほか、おむつといった生活用品などを載せた車が到着し、ボランティアが用途別に仕分けていました。 ウクライナではロシア軍の攻撃で物流網が寸断され、深刻な食料不足に直面する中、この支援団体の活動がネットや口コミで広がり、これまでに大型トラック50台分の物資が送られたということです。 支援団体を立ち上げたリリヤ・ボルティッチさんは「私たちの組織は大きくない