中国の10年物国債利回りが12年ぶりに同年限の米利回りを下回った。米金融当局による積極的な引き締め観測が広がる一方、中国は緩和スタンスを堅持している。 中国10年債の同年限の米国債に対するスプレッド(利回り格差)はマイナス0.20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2010年6月以来の低さ。先週公表された3月15、16両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨では、ロシアのウクライナ侵攻がなければ3月会合で「多く」の当局者が0.5ポイント利上げを支持していたが、実際に侵攻が起きたことを受けて0.25ポイントにとどめたことが分かり、米国債が売られている。 FRB、年間1.1兆ドルのペースでバランスシート圧縮計画-議事要旨 一方、中国人民銀行(中央銀行)は今週、新型コロナウイルス感染拡大に対応するロックダウン(都市封鎖)や不動産セクターの減速で圧迫されている景気下支えに向け
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