Published 2022/03/21 17:44 (JST) Updated 2022/03/21 17:55 (JST) 【北京共同】中国が2月にロシアから輸入した液化天然ガス(LNG)の量が前年同月比で約2.2倍だったことが21日、分かった。金額ベースでは今年が約3億ドル(約360億円)と約2.7倍に増えた。中国税関総署が同日までに発表した。 2月下旬に始まったウクライナ侵攻で欧米がロシアとのエネルギー取引の見直しに動く一方、中ロが連携を強めたとみられる。 LNG以外の天然ガスは今年1月分から数量を公表していないが、金額では約2.6倍となった。天然ガスは2019年にロシアから中国へ、長大なパイプラインを通じての供給が始まっている。