<今日のキーワード> 4月24日、フランス大統領選挙の決選投票が行われ、マクロン大統領の再選が決定しました。今年は、夏には参議院選挙が、秋には米国で中間選挙が予定されており、主要国では『選挙』が大きな政治的イベントとなっています。今回は、今年の参議院選挙と中間選挙のポイントと、過去にこれらの『選挙』の後、株式市場がどう反応したのかを振り返りながら、『選挙』と株価の関係性について考えてみたいと思います。 ■4月24日、フランス大統領選挙の決選投票が行われ、マクロン現大統領が極右・国民連合のマリーヌ・ルペン氏に勝利し、再選を果たしました。フランス大統領の再選は20年ぶりで、マクロン氏は2027年まで大統領を務めることになります。決選投票の翌月曜日の仏株式は下落しました。決選投票に向けマクロン氏勝利の期待の高まりとともに株価は上昇していましたが、この日は世界的な株式市場下落の影響を受けたと見られ