[ヌルスルタン 20日 ロイター] - カザフスタンのアクチュラコフ・エネルギー相は、カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の黒海沿岸の設備が早ければ20日にもフル稼働に戻る可能性があると述べた。遅くとも週内には復旧するという。
カザフスタンのアクチュラコフ・エネルギー相は24日、カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)を経由する同国からの原油輸出を1カ月以内に再開する見通しを示した。写真はマンギスタウ州の石油ポンプ場で昨年11月撮影(2022年 ロイター/Pavel Mikheyev) [アルマトイ 24日 ロイター] - カザフスタンのアクチュラコフ・エネルギー相は24日、カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)を経由する同国からの原油輸出を1カ月以内に再開する見通しを示した。テレビ局アタメケン・ビジネス・チャンネルに語った。 その間に一部の原油供給ルートをカスピ海のタンカー輸送やロシアのサマラや中国に向かうパイプラインに変更する可能性があるものの、CPC閉鎖による輸出減少分を十分に補うことはできないとの認識を示した。
3月23日、中央アジアのカザフスタンからロシアの黒海沿岸にパイプライン経由で運ばれる原油の輸出が悪天候による港湾施設の損傷により停滞していることが今週明らかになったが、市場関係者はなお被害の大きさを測りかねている。写真は2005年12月、カザフスタン・アタスの石油パイプライン施設で撮影(2022年 ロイター/Shamil Zhumatov) [ロンドン 23日 ロイター] - 中央アジアのカザフスタンからロシアの黒海沿岸にパイプライン経由で運ばれる原油の輸出が悪天候による港湾施設の損傷により停滞していることが今週明らかになったが、市場関係者はなお被害の大きさを測りかねている。 カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)のパイプラインを経由してロシアのノボロシスク港から輸出されるカザフ原油は世界の供給量の1.2%を占め、輸出に大きな混乱が生じれば一段の供給逼迫を招きかねない。
24日の原油先物は続伸。黒海の主要輸出ターミナルが嵐で被害を受けたとの報道を受け、トレーダーがさらなる供給途絶を懸念した。写真は2021年2月、ロシアのオムスクで撮影(2022年 ロイター/Alexey Malgavko) [24日 ロイター] - 24日の原油先物は続伸。黒海の主要輸出ターミナルが嵐で被害を受けたとの報道を受け、トレーダーがさらなる供給途絶を懸念した。
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