日本サッカー協会の犬飼基昭会長(68)は9日、日本代表の岡田武史監督からのW杯報告書の提出が今月中になる見通しを明らかにした。課題に触れた報告書と技術委員会の大会総括を合わせて4年後のW杯に向けた協会の強化方針を決め、その方針に合う次期代表監督を人選するという。 犬飼会長はこの日、退任する意向の岡田監督と今後について話し合ったが、内容について「言わない方がいい」と明かさなかった。ただ「W杯を2度経験している監督で日本の財産」と話し、協会として何らかの形で関係を続けたい考えを示した。 [2010年7月9日18時48分]