桔梗は美濃の土岐氏とその一門の家紋として知られている。 植物としての桔梗は秋の七草のひとつとして、朝顔の名で呼ばれているものである。朝顔とは古代の呼称で、別名オカトトキとも呼ばれた。これは「岡に咲く神草」の意で、このトトキの咲くところから土岐の地名が生まれた。土岐氏が桔梗を家紋に用いるのは、氏を表わしたものに他ならない。 『見聞諸家紋』をみると、土岐氏の紋として桔梗が記され、注して「先陣で桔梗の花を胄にさし、敵を大いに打ち破った」と出ているところから、戦勝的な意味合いも含まれていたようだ。 ところで、桔梗紋の特徴はその色にある。すなわち水色で、紋章を見た場合、中世ではほとんど白黒になっている。土岐氏の水色は、かなりユニークで評判だったことだろう。これは、土岐氏が源氏の一流で、嫡流の白をはばかって、幕を水色に染めたことから、家紋も水色に染めたものであるようだ。土岐氏の桔梗紋は「土岐桔梗」と呼
目次に戻る≫ 桔梗(キキョウ)とは|花の特徴と花言葉の由来 桔梗(キキョウ)は、キキョウ科の宿根草。秋の七草のひとつでありながら、花期は5月~10月と長く、夏の暑さにも強い丈夫な草花です。 風船のようなつぼみがはじけると、星形の美しい花が開花します。 英名「Balloon flower」は、蕾が風船のように膨らんでいることが名前の由来です。 万葉集の中で秋の七草と歌われている「朝貌の花」は本種であると言われています。近年、桔梗(キキョウ)の自生種は個体数が減少してしまい、絶滅危惧種に指定されています。 桔梗(キキョウ)の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」などがあります。「永遠の愛」は戦争から帰らない夫を10年も待ち続けた女性が桔梗という名前だったという説やその女性の家紋が桔梗だったなど諸説あります。「気品」は桔梗(キキョウ)の花の凛としつつも控えめな雰囲気や日本では紫色が高
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