アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが再び権力を握ってから、15日で半年となりました。これまで国際社会で、タリバンの暫定政権を承認した国はなく、深刻な食料不足や治安の悪化に、市民は不満を強めています。 アフガニスタンでは半年前の去年8月15日、タリバンが首都カブールを制圧し、暫定政権を発足させましたが、国際社会はタリバンに人権状況の改善を求め、これまでに暫定政権を承認した国はありません。 国連は、アフガニスタン支援のため、日本円にして総額5000億円あまりを拠出するよう、各国に求めたものの、現在、全体の9%しか集まっていないと、危機感をあらわにしています。 国際的な支援が滞っていることにくわえ、アフガニスタンの海外資産の凍結も続いているため、経済は悪化の一途をたどり、食料不足などの人道危機が深まっています。 また、治安の悪化も深刻で、▼タリバンと対立する過激派組織IS=イスラミックステ
![タリバン暫定政権発足から半年 深刻な食料不足に 治安悪化も | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/458cbb26d207d99b104c49ee4d34eb6545dfe93d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20220215%2FK10013484151_2202142302_2202150633_01_02.jpg)