ロシアからの侵攻を受けるウクライナがNATOに対し要請する「飛行禁止区域の設定」について解説します。文字どおりの意味でとらえると少々、読み違えるかもしれません。実現すれば戦争の趨勢を決定づけかねないものです。 ウクライナは「飛行禁止区域の設定」を欲す 2022年2月24日に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻から2週間。ロシアはいまだ、ウクライナの主要都市ハリコフや首都キエフを陥落させることができないでいます。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦争前からNATO(北大西洋条約機構)に対し直接的な介入を求めていますが、ロシアと対峙したくないというNATO側の思惑から、現在のところウクライナに対する軍事的援助は武器供与、諜報活動における情報提供、そして個人の自発的な義勇兵などにとどまっています。 拡大画像 ポーランド空軍のMiG-29。NATO加盟国にはウクライナ空軍も保有するMiG-29が
ロシアへの経済制裁の影響で世界の航空機の運航に影響が広がる中、日本郵便はイギリスやドイツ、フランスなどに宛てたEMS=国際スピード郵便と、航空機を使った国際郵便の新規引き受けを停止すると発表しました。 ウクライナ情勢をめぐり、ヨーロッパ各国は、ロシアに対する制裁措置として、ロシアの航空機が自国の領空内を飛行することを禁止していて、その報復としてロシアもヨーロッパの航空会社を対象に領空内の飛行を制限するなど、世界の航空機の運航に影響が出ています。 このため日本郵便は8日、十分な輸送力が確保できないとして、主にヨーロッパ向けのEMS=国際スピード郵便と、航空機を使った国際郵便の新規引き受けを停止すると発表しました。 引き受け停止の対象になるのは、イギリス、ドイツ、フィンランド、フランス、ベルギー、チュニジアなど合わせて18の国と地域です。宛先の国や地域が引き受けが可能なところでも、減便によって
北海道の新千歳空港は、記録的な大雪の影響で滑走路の除雪が追いつかず、22日発着するすべての便が欠航しました。 一日に発着するすべての便が欠航となるのは近年では例がないということで、空港の運営会社は、23日朝の再開を目指して夜間も除雪作業にあたることにしています。 降った雪の量 統計取り始めてから最も多く 新千歳空港では、21日夜遅くから雪が降りはじめ、22日午後4時までの24時間に降った雪の量が47センチと、統計を取り始めてから最も多くなりました。 新千歳空港を運営する北海道エアポートは、22日午前1時から2本ある滑走路をいずれも閉鎖して除雪作業にあたっていますが、22日夜までに運用を再開できる見通しが立たなくなり、発着するすべての便の欠航が決まりました。 北海道エアポートなどによりますと、雪の影響で一日に発着するすべての便が欠航となるのは近年では例がないということです。 会社では、保有す
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