バイデン米大統領は中国の習近平国家主席と18日に電話協議を行う。ホワイトハウスが明らかにした。バイデン氏はウクライナでの戦争を巡り、ロシアに対する国際的な圧力をさらに強めたい考えだ。 ホワイトハウスのサキ報道官は声明で「これは米中間の開かれた対話を維持するための継続的な努力の一環」だと指摘。「両首脳は米中間の競争管理やウクライナに対するロシアの戦争など共通の懸念事項について協議する」と説明した。ホワイトハウスが公表したスケジュールによると、協議は米東部時間午前9時(日本時間午後10時)。 米中首脳の協議は昨年11月以来。米中間では14日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が中国の外交を統括する楊潔篪共産党政治局員とローマで会談した。 中国はこれまでロシアと足並みをそろえており、ウクライナ侵攻の数週間前には中ロの友情に「限界はない」と宣言していた。中国はまた、ウクライナでの戦争を