鹿児島県阿久根市議会は18日の最終本会議で、ブログに障害者への差別的記述をした竹原信一市長に対する「謝罪要求決議」を賛成11、反対4で可決した。また、一般質問への答弁で侮辱的な答弁があったとして、市長問責決議など二つの決議案も賛成多数で可決した。反市長派市議は、市長への対決姿勢を強めている。 謝罪要求決議は、問題の記述を「障害を持つ方々と家族に計り知れない精神的苦痛をもたらしている」と批判。「市民と国民に対しての謝罪と責任を明らかにすること」を要求した。この問題では、県議会も17日、市長の「非難決議」を全会一致で可決した。 また、問責決議は、14日の一般質問で女性議員が涙ながらに障害者への謝罪を求めたことについて、市長が翌日「あれはうそ泣きとのメールが来た」と答弁したことを問題視。「女性議員への侮辱発言であり、責任を厳しく問う」とした。 さらに、張り紙をはがして懲戒免職処分された元係長の復