スズキはインドの現地工場で電気自動車(EV)と車載用電池などの生産に乗り出すと、NHKが19日、情報源を示さず報じた。 報道によると、インド西部・グジャラート州にある現地子会社の工場にEV生産のための生産能力増強と車載用電池工場の建設を計画。車両の解体やリサイクル工場も建設する方針で投資総額は1500億円になる見込み。 今後、建設を進めEV向けの生産設備は3年後の2025年に、電池工場は26年に稼働を始める予定で、岸田文雄首相の19日のインド訪問に合わせてこの方針を表明する予定という。 世界でEV開発競争が激化する中、巨大市場であるインドではEV関連の企業の参入が相次いでおり、現地で自動車生産量のトップシェアを占めるスズキも新たな計画で競争力を維持する狙いがあるとみられる。
![スズキ:インドでEV・車載用電池を生産、約1500億円投資-報道](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3071131ffab49a132f229a38b5f7642b50aab092/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fimages%2Fusers%2FiqjWHBFdfxIU%2FiUqmi5MoKdiA%2Fv1%2F1200x1755.jpg)