インドでは近年、都市部を中心に食文化の多様化や食料品に対する高額消費が進むほか、特に「新型コロナ禍」以降は健康志向の高まりやEC(電子商取引)・デリバリーなど新業態の発達、スタートアップの活躍など、食品の消費において新しいトレンドが生まれている。一方、日本からの輸出にあたっては輸入規制、価格競争力、食文化の違いなど、さまざまな面で課題が多く、難易度の高い市場であり、商品やビジネスモデルのアレンジなど、アプローチには工夫が必要となる。 ジェトロでは、2021年11月にオンラインセミナー「インド食品市場へのアプローチ-アッパーミドル&トップの胃袋を掴(つか)むには-」を開催。インドで数々の調査やコンサルティングを行い、インド事情に精通するインフォブリッジグループ代表の繁田奈歩氏にポイントを聞いた。本レポート(前編)では、本セミナーの内容をもとにインドにおける食品の消費トレンドの変化について解説
![現場からひも解く「新型コロナ禍」後の食品市場へのアプローチ(前編)インドの食品消費トレンドの変化を追う | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e30857bab6cb9ff715a2564dea311a098171aa7f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jetro.go.jp%2Flibrary%2Fimages%2Fsns%2Flogo1200_630.png)