セネガルでは、不安定な降雨や慢性的干ばつなどにより、食料と栄養の危機に繰り返し直面しています。同国政府は食料安全保障や脆弱性を有する家庭のレジリエンス(食料危機への対応)強化に向けて様々な取り組みを行っています。しかし、信頼できるデータの不足、調整能力の欠落による食料危機への対応の遅れや、複数の関連省庁・機関が統一化されていない手法を利用することによる支援の重複等の課題を抱えています。この協力では、信頼できるデータ収集・分析・評価を通じた迅速かつ適切な状況の把握と、セネガル政府の調整能力の強化を支援します。