FIFA U-17女子ワールドカップ トリニダード・トバゴ 2010 グループステージ第1戦(vsスペイン)マッチレポート U-17日本女子代表 1(前半0-3)4 U-17スペイン女子代表 2010年9月6日(月)16:00キックオフ(現地時間) 試合が終わってベンチ前に戻ってきた日本の選手たちは、うなだれていた。大会初戦の独特の緊張感はさほどないように見えたが、前半で3失点を喫し、チームの歯車が合わないまま終了のホイッスルが鳴り響いたからだ。 立ち上がりは悪くはなかった。チーム全体で小刻みに繋ぐパスはリズムを作り、小柄な右MF加藤のドリブルは、ひらひらと舞う蝶のように相手を翻弄した。前半16分には、田中陽からのパスに抜け出した加藤が右足で強烈なシュートを放つも、惜しくもGKの好セーブに阻まれる。同21分にも中央に切れ込んで左足を一振りするが、無情にもバーを叩いた。 スペインに本来のサッ