ＬＭＥニッケルが取引再開、値幅制限いっぱいの５％安で終了ＬＭＥニッケルが取引再開、値幅制限いっぱいの５％安で終了 Mark Burton、Jack Farchy ８日から停止されていたロンドン金属取引所（ＬＭＥ）のニッケル取引は16日に再開され、値幅制限いっぱいの５％安で終了した。ただ、技術上の問題から電子取引が数時間停止され、少数の取引しか成立しなかった。 午前８時の取引再開では、ニッケル先物が直ちに値幅制限を超えて下げたため、取引は数分後に再び停止された。ＬＭＥは発表資料で「値幅制限いっぱいの下落に伴う技術上の問題の可能性を調査するために取引を停止する」と説明。成立した取引のうち「少数」については無効にすると明らかにした。電話による取引やオープンアウトクライ（公開売買方式）の立ち会い取引には影響がなく、「リング」取引でも価格は値幅制限いっぱいに下げた。 現地時間午後２時には２度目の電子取引再開となったが、値幅制限の下限である１トン＝４万55
