ロシア北西部で旅客列車が脱線し多数の死傷者が出た爆弾テロ事件で、連邦検察捜査委員会のマルキン報道官は1日、現場検証中に起きた2度目の爆発は携帯電話を利用した遠隔操作によるものだったと述べた。インタファクス通信が伝えた。 報道官は、2度目の爆発が現場検証の指揮を執っていた同捜査委員会のバストルイキン委員長らを直接狙った可能性があると指摘した。 2度目の爆発は11月27日夜の脱線から一夜明けた同28日に発生。爆発は不完全だったが、捜査員ら数人が軽傷を負った。付近にいたバストルイキン氏は被害を免れたという。(共同)