11月24日、外交関係者らによると、米国など6カ国はIAEAの対イラン決議草案を作成。写真は23日、イランのアハマディネジャド大統領(2009年 ロイター/Ricardo Moraes) [ウイーン 24日 ロイター] 外交関係者らによると、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国は、イランに対してこれまで存在を隠していたウラン濃縮施設の目的を明らかにし、ほかに秘密の核関連活動がないことを確認するよう求める国際原子力機関(IAEA)決議案の草案を作成した。 米国、ドイツ、フランス、英国、ロシア、中国の支持を得た同草案は、26日に始まるIAEA理事会に提出される。 中国とロシアはこれまでしばしば、IAEA理事会や国連安全保障理事会で、より広範囲で厳しい対イラン制裁の実施を含む断固、協調した動きに水を差してきた。このため、今回の草案がロシアと中国の支持を得た意義は大きいと言える。 しかし、I