11月21日、米国、英国、カナダは、イランのエネルギー・金融部門に対する新たな制裁を発表した。写真はイランの国旗。テヘランで4月撮影(2011年 ロイター/Morteza Nikoubazl) [ワシントン 21日 ロイター] 米国、英国、カナダは21日、イランのエネルギー・金融部門に対する新たな制裁を発表した。アナリストは、これによりイランへの圧力が高まる可能性はあるが、核プログラムを断念させるには至らないとみている。 米国は、イランを「マネーロンダリング(資金洗浄)の主要懸念国」と認定した。これは、米国以外の銀行にイランとの取引の自粛を求める措置となる。このほか、核プログラム支援の疑いがある11社を指定、またイランの原油および石油化学産業を支援した企業に対する制裁を強化した。