ジンバブエの政府系新聞に掲載された、新100兆ジンバブエ・ドル紙幣の見本(2009年1月16日掲載)。(c)AFP/Desmond Kwande 【11月28日 AFP】28日のジンバブエ政府系日刊紙ヘラルド(The Herald)によると、ジンバブエ準備銀行(中央銀行)のギデオン・ゴノ(Gideon Gono)総裁は、同国の通貨ジンバブエ・ドルについて、同国の年成長率が7%を超えない限り再導入はしないとの考えを示した。 ゴノ総裁は、ヘラルド紙に対し「不信や市場の不安定化を避けるため、ジンバブエ・ドルの再導入は特定のファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が達成されるまで見送ることを決めた」と語った。 当面は、ことし初頭に導入された米ドルなどの安定した通貨を継続して使用し、年成長率7%以上と外貨準備高15億ドル以上を確保するまでジンバブエ・ドルの再導入はしない方針。 ゴノ総裁は、「当面は現