フランス2部グルノーブルの日本代表MF松井大輔(29)の移籍交渉が難航している。退団が前提のため、今季は公式戦に出場していなかったが、移籍先が決まらないままブランクが長引いてきたため、17日アンジェ戦に先発出場。チームは0-2で敗れたが、松井個人は後半30分まで左サイドを中心にプレーし、得意のドリブルで再三チャンスをつくった。 松井は「次の試合(20日ニーム戦)も出られたら出たい」と話し、移籍先の決定まで時間がかかることをほのめかした。フランス1部クラブへの移籍を希望しており、獲得へ興味を示すクラブも複数ある。だが国内の移籍市場全体の動きが停滞している影響から、なかなか具体的なオファーに発展しないのが現状だ。 国外で獲得に動いていたスポルティング・リスボン、デポルティボとの交渉も、難航が続く。松井は「日本という選択肢もあるかもしれない。ロシアでも自分はまったく問題ない」と移籍先の枠を広げる
スポルティング松井誕生へ!完全移籍が決定的に フランスに出発した松井大輔 Photo By スポニチ グルノーブルの日本代表MF松井大輔(29)が、ポルトガルの強豪スポルティング・リスボンに複数年契約で完全移籍することが22日、決定的となった。複数の関係者によれば、条件面などで大筋合意に達し、移籍金を含めたクラブ間交渉が合意すれば近日中にも正式発表される見通し。松井はこの日、移籍の話し合いを進めるため成田空港発の航空機でフランスへ向かった。 日本が誇るファンタジスタが、新天地にポルトガルを選んだ。同国リーグ優勝18回、カップ戦優勝19回と輝かしい実績を持つ名門スポルティング・リスボン。フランス2部に降格したグルノーブルとの契約を今季以降も残すため、今後クラブ間交渉が合意すれば、晴れて「リスボン松井」が誕生する。 今月に入り、松井争奪戦はし烈を極めた。W杯での活躍を受けて“松井株”が急騰。
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