2012年のJ2入会を目指して入会申込書を提出した松本山雅FCは27日、東京都内でJリーグの大東和美チェアマンからヒアリングを受けた。13日の現地ヒアリング同様、傷みが激しいアルウィンのピッチ改善などを求められたものの、運営会社の財務面や松本市の支援体制については高い評価を得た。 ヒアリングには運営会社の大月弘士社長、松本市の菅谷昭市長ら6人が出席。冒頭、大東チェアマンは「平均7千人の観客動員があり、財務面も問題ない。(JFLで)4位以内という順位をクリアしてほしい」と語った。 ヒアリング後、大月社長は取材に対し「順位基準を満たし、施設改善を進めていけば大丈夫という話をいただいた。残りの試合に全力を傾けたい」。菅谷市長は「松本山雅の活躍は松本市の活性化につながっている。ホームタウンとして引き続き支援したい」と話し、J2昇格の場合は本年度1千万円を予算化した運営会社への出資金を増額するほ