バルサに振り回された韓国サッカー界(下) プライドはバルサにささげた? ■メッシ出場めぐり、深夜のドタバタ劇 チョン社長とプロサッカー連盟の李準夏(イ・ジュンハ)総長は3日午後10時ごろ、バルセロナの宿舎でチームの首脳部と話し合いを行い、「最低でもメッシは出場させるべき」と食い下がった。韓国サッカーがメッシの出場を切望したのだ。 チョン社長が明らかにした契約内容によると、「メッシの出場時間が30分に満たない場合」、最低20万ユーロ(約2300万円)、最大40万ユーロ(約4600万円)の違約金を受け取ることになっていた。ところがバルセロナの首脳部は、この主張を聞いて驚いたという。結局、メッシの出場は4日午前0時30分に確定したが、同日午前9時に予定されていたメッシの記者会見は、再び中止となった。 こうした一連のドタバタ劇が、バルセロナ内部の権力闘争によるものとの話も出ている。バルセロナは今年