オシムの言葉 「オランダは欧州のモダンサッカーを創ってきた。 その貢献を忘れるべきではない。 しかし、数年先の世界のサッカーを考えると、 きょうの試合はスペインが勝ってよかったと思う。 スペインサッカーがモデルの一つとして他の国に広がっていくだろう。 日本もスペインサッカーを目指すという方法はある。 しかし、一晩でスペイン人に生まれ変わることはできない。 スペインモデルはあくまでも参考情報だ。 日本は日本サッカーを目指す以外にはない。 大事なことは、スペインサッカーはスペインサッカー独自の メンタリティを持っているということだ。」 今大会のスカパーのワールドカップ中継は、オシムの世界観なしには語れない。 体調が万全ではない中で、幾日もの生中継は大変なことだったと思う。 心から感謝申し上げたい。 きょうからの検査入院で悪い結果が出ないことを祈る。 オシムのメッセー
今から4年前の2006年ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会、日本は1分け2敗でグループリーグ敗退に終わり、イビチャ・オシム監督が就任して4年後の2010年を目指すことになった。オシムは「日本のサッカーを日本化したい」と述べ、この「日本化」は新しい日本代表のキーワードになる。 チームを編成する上で選手の特徴を把握してそれを生かすのは鉄則だが、監督によって何に着目し、生かそうとするのかは違いが出てくる。日本選手の特徴としては運動量、止める蹴るの技術、敏しょう性などがあるが、07年アジアカップでオシムが作ったのは、3人のプレーメーカー(遠藤保仁、中村俊輔、中村憲剛)を併用した創造性を生かそうとする攻撃的なチームだった。 その年の終わりに病に倒れたオシムに代わり、岡田武史監督が就任する。岡田監督は前監督時のメンバーを引き継ぐ形でスタートしたが、やがて「オレ流」に変化した。中村俊、長谷部誠の欧州
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く