関西電力高浜原発が立地する福井県高浜町の町議3人がそれぞれ経営する会社が、関電およびその関連会社と取引関係にあり、うち2社の受注額は3年間(2008~10年度)で少なくとも4億4756万円に上ることが22日までにわかりました。 この3町議は、昨年の町議会で、東京電力福島第1原発事故後、全国で初めて採択された原発の堅持・再稼働を求める意見書の提案者と賛成者。関電と原発推進議員との密接な関係が問われます。 受注額が最も多いのは、粟野明雄町議会副議長が社長を務める「粟野鉄工所」。同社が福井県に提出した工事経歴書によると、高浜原発2号機の「復水ポンプ吊上げ開口部修繕工事」(約2492万円)など、3年間で元請け・下請け合わせて88件、約3億8393万円を受注しています。同社の売上高の70・2%が原発関連で占められています。 横田則孝町議が経営する「ヨコタ」は、3年間で関電の下請け工事を25件、約63
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