電飾されたジェット旅客機が滑走路を走るイベントが19日、宮城県の仙台空港で行われた。仙台市の街中を照らす「光のページェント」にかけて「光のページェット」と名付けた。全日空と企画した仙台空港ビルの担当者によると、実際に使われている飛行機を電飾して、滑走路を走らせるのは世界的にも珍しいという。 使われた機体はB737―500。LED電球で左右両エンジンの部分にハートとリボンをかたどり、胴体中心部はツリーのように輝いた。 最終便の運航終了後、抽選で選ばれた人を乗せた飛行機は、作業車両に引かれ、誘導灯の輝く滑走路を30分ほどかけて走った。(福留庸友)