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大好きだった、そして仲良しだった野際陽子さんへ NHKに入ったのが、およそ60年前。あなたはアナウンサー、私は放送劇団。その頃からもう気が合っていて、一緒にフランス語を習ったり、同じお洋服屋さんで、お洋服を作ってもらったり。 私は、あなたの感覚が、好きだったし、何より正直だった清らかなあなたが好きでした。 長いことFAXでやりとりしましたね、流れるように美しい字のあなたのFAXは、カタカタと静かに送られてきました。大きくてガタガタの字の私のFAXは、あなたと対照的に、恐らく、ドタドタとお宅に到着したことでしょう。 いつになったら、あなたが「やすらぎの郷」に沢山出ていらっしゃるかと、楽しみにしていました。あなたが病気で、それどころではない、なんて知らなかったのよ。一緒に芝居をやりましょうとか、よく話しあいましたね。 野際さん、胸がいっぱいで、悲しく、なんと言ったらいいのか、わかりません。転勤
子どもがほしい、でも仕事を今休むのは――。人気ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のナヲさん(41)は、そんな葛藤の末、2015年、ライブ活動の休止を宣言した。理由は、第2子の妊活。ファンとメンバーを待たせる焦りや不安、流産と出産を経て、まもなくライブハウスに戻ってくる。 「マキシマム ザ ホルモン」は、1998年に結成された4人組バンド。独特の日本語歌詞を、激しいサウンドに乗せるスタイルで10~20代を中心に絶大な人気を誇る。ツアーはいつも即完売。音楽フェスでは数万人収容のメインステージに立つ。ドラマーのナヲさんは、唯一の女性メンバーで08年に元バンドマンの男性と結婚、10年に長女を出産した。 1カ月検診の翌日にはスタジオ入りし、産後3カ月でライブを再開した。育児は両親たちも協力してくれた。娘が熱を出したとき、何とか預けたものの背中越しに泣き声が聞こえ、一緒に泣いたこともある。 気づ
西南学院大学(福岡市早良区)の新しい図書館が完成し、1階多目的ホールで13日、献堂式があった。教職員ら約110人が出席し、学院創立100周年の節目に誕生した新たな「大学の顔」に、賛美歌が響いた。図書の移転などを経て、2017年4月にオープンする。 中央キャンパスの本館跡地に建てられた。地上7階建て、延べ床面積は約1万2千平方メートル。最上階の7階に自動書庫を設け、収蔵能力は現在の約120万冊から約180万冊に増える。中心部分は「ブックツリー」と呼ぶ図書に囲まれた吹き抜け空間がある。サザエさん通りに面しており、赤れんがの外壁とガラス越しに内部が見えるデザインが目を引く。 建設委員長として経過を報告した古田雅憲・図書館長は「この土地には異国の人を遠ざけ、戦に備える防塁が築かれていた。その地に今、閉ざされた門を開く図書館が建った。不思議なえにしに心を揺さぶられる思いがする」と語った。K・J・シャ
東京都内の私立中高一貫校「日大三高・中学」に勤める30代の女性教員が、旧姓の使用を認められず人格権を侵害されたとして、学校での旧姓の使用と約120万円の損害賠償を学校法人「日本大学第三学園」に求めた訴訟で、東京地裁(小野瀬厚裁判長)は11日、女性の請求を棄却する判決を言い渡した。 判決によると、女性は2003年から同校に勤務。13年に結婚した後も旧姓を使うことを要望したが認められなかった。時間割表や保護者への通知などには戸籍名を使用しているが、教室内では旧姓を名乗り、多くの生徒や保護者からも旧姓で呼ばれているという。 判決は、結婚後の「戸籍上の氏」は、旧姓に比べて「より高い個人識別機能があるというべきだ」と指摘。学校の教職員でも旧姓が使える場合が多数あるなど、旧姓使用が認められる範囲が広がっているとしつつ、「旧姓が戸籍名と同じように使われることが社会で根付いているとまでは認められない」と判
昨年の夏、普段通りオフィスで仕事をしていた東レ経営研究所の渥美由喜さん(48)のもとに突然、人事担当者がやってきて、一枚の紙を手渡した。「部長職から課長職に職務を変更する」。降格人事の辞令だった。給料は4割下がった。 20年近くワーク・ライフ・バランスの研究をしてきた。ここ数年、講演やメディアでの発言が増え、社会の関心が高まっているという手応えを感じていた。 会社が挙げた降格理由は、納得できないような「ささいなこと」ばかりと感じた。自分で思い当たることがあった。労働法制をめぐり、親会社の元会長がトップを務める経団連とは違う主張を、メディアで繰り返していた。研究者として、社会をよくしようという思いでやってきたのに、「がんばってきたことがあっけなく否定された」。ショックだった。 課長職とはいうものの、実際は… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有
この連載の「上」では、男性を生きづらくさせているものを見た。「下」では、つらさから抜け出そうともがいた男性たちの姿を通じ、男女ともに生きやすい社会とは何か考えたい。 涙を積極的に流して「生きづらさ」から解放された人たちがいる。 午後6時、東京・上野のビルの一室に20~40代の男女約10人が集まった。前方のスクリーンに、家族との別れやペットの死を描いた動画が次々と流れる。眼鏡を取り目をこする人、ハンカチを取り出す人……。 イベントプランナー寺井広樹さん(36)主催の「涙活(るいかつ)」の一幕だ。涙を流してストレスを解消する人の中に、埼玉県の会社員並木繁さん(49)もいた。 「男は泣くな」。小さい頃から5歳上の兄に言われた。同級生が泣くと「家庭が甘い」と思った。「男が泣くのは恥ずかしい」 メーカーの営業マンになり、3… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こ
夫も妻も、仕事を持ち、子育て中の夫婦がいるとする。仕事と家事・育児の両方を担うのは、多くの場合女性だ。女性に負担が偏るのは、男性が担うことを、社会がまだ許容していないからではないだろうか。あるイクメンの「苦悩」を通じ、考える。 「私が毎日早く帰ることについて、複数の後輩から相談を受けていると上司から言われた」「ストライキして家事を全部投げ出してしまいたくなる」――。都内の大手建設会社勤務の男性(40)は毎日、通勤電車でツイッターでつぶやく。 1~6歳の3人の子どもの育児と家事は、大手企業の総合職の妻と分担している。フレックス勤務で朝7時に出社し、午後4時すぎには会社を出て、保育園にお迎えに行ったり、お風呂に入れたり、食器を洗ったり。 仕事も家事も「がんばっているつもり」だが、褒めてくれる人はいない。1年半前に「つらい」と投稿してはじめた仮名のツイッターは、貴重な「本音を言える場所」だ。 会
文部科学省が大規模な私立大の学生数を抑制する施策を打ち出す中、大規模大が定員を増やす申請を相次いで出した。背景には、大きい大学ほど名前が知られ、志願者が集まる最近の傾向がある。少子化で学生の奪い合いが激しい中、いかに定員を確保するかが生き残りに直結すると考える大学は少なくない。▼1面参照 「来… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
この春大学に入った1年生に学校の内外の活動や仙台暮らしの楽しみを紹介するイベントが29日に仙台市である。企画するのは3大学の2、3年生。学校の垣根を超えて実行委員会をつくり、「出会いが人を変える。キャンパスライフは大学だけではないことを知ってほしい」と参加を呼びかける。 「東北学生合同新歓」の実行委員6人が19日、市内のビルの一角に集まった。6人は東北大、東北工業大、宮城学院女子大の学生。海外インターンシップの運営やボランティアなど学生団体に所属し、交流会などで知り合った。当日の進行や今後必要な作業を手際よく決めていった。 合同新歓は今年で2回目。昨年と同様、30の学生団体がその活動を紹介する。今年は新たに、仙台七夕まつりや光のページェントといった仙台の催しを紹介する。単なるイベントの案内ではなく、学生が運営委員やボランティアで関わっていることも説明する。 ねらいは「学校以外にも自分を…
各国首脳らとタックスヘイブン(租税回避地)の関連を暴露した「パナマ文書」を受け、各国は連携して租税回避の対応策を協議する。経済協力開発機構(OECD)は、13日にパリで税務当局者による会議を開くことを決めた。14日からワシントンで始まる主要20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議でも、議論する見通しだ。 OECDの会議では、文書で明らかになった取引についての情報共有のあり方や、国際的な租税のしくみの問題点などを確認するとみられる。G20はこの議論も踏まえ、具体的な対応策を話し合う。日本が議長国となる5月の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)でも、租税回避の対応策は主要な議題となる可能性がある。 2017年から順次、日本を含むおよそ100カ国・地域が参加して、国外に暮らす人の銀行口座などの情報を交換するしくみが始まる。G20などでのこれまでの議論に基づくものだ。これにより
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