1931年創立、国立大のなかで学部生の数が日本一という大阪大学。その数はおよそ1万6000人に達し、大学院生や教職員、研究者を合わせると3万2000人もの規模となる。 そんな“マンモス大学”の広報活動における最大の特徴は、学内に専属のクリエイター組織「クリエイティブユニット」を持っていること。広報課の前田健一郎さんによれば、ユニットに所属するクリエイターはディレクターの教員、デザイナー、映像ディレクター、英文エディターなどを含む6人。元々は2008年に大学の公式サイトのデザインを統括する目的で設置された。「大学発の広報媒体のイメージを統一させるには全体を一貫してチェックできる組織が必要。大学のブランディングやターゲットに応じた情報を発信するためにも、制作物やロゴの統一感にはこだわっています」といい、オフィスも広報課と席を並べ、いつでも連携できる体制とした。 そんなユニットとの新たな取り組み
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