Open Access Week 2015 特別企画として、三者連続研究者インタビューを実施いたしました。 ラストバッターとして口腔科学研究センターの吉成 正雄 先生にインタビューさせていただきました。 Q.現在取り組んでいる研究について教えてください。 口腔インプラント学を一つの学問体系にするために、基礎的な研究を積み重ねています。口腔インプラントは治療だけが先行していて、実情は学問として成り立っておらず、教科書によって書いてあることもバラバラです。例えば、オッセオインテグレーションについて、その言葉が何なのか、なぜオッセオインテグレーションが成立するのかなど、全くコンセンサスが取れていません。これは一つの例ですが、学問にするためには、基礎的な研究、裏付けがなければダメだというところから研究が始まりました。 また、Made in Japanのメタルフリー「ジルコニアインプラント」を何とか