ユニクロが5月19日に発表したオリジナルTシャツを作成できるサービス「UTme!(ユーティーミー)」の利用規約が修正された。サービス開始直後から、利用規約に「(一部抜粋)投稿データについて、その著作物に関する全ての権利を、投稿その他送信時に、当社に対し、無償で譲渡します」と、著作権を放棄するような記述があるとして物議を醸していたが、これが明確に「投稿データの著作権はユーザーに帰属する」との内容に変更された。 今回の事例に対し、法律相談サイト「弁護士ドットコム」代表の元榮太一郎弁護士は「著作権を譲渡するということは、基本的に問題ない」としながらも、「著作権法の中にある著作者人格権は譲渡できない」と指摘。ユニクロの利用規約の変更については「適切な対応なのではないか」とコメントした。 「当初の記述の意図は?」広報から回答もらえず UTme!は、Tシャツのプリントを自分好みにデザインできるアプリ。
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