広島国際学院大工学部の渡辺昌規准教授が、うどんのゆで汁からバイオエタノールを精製する実験に成功したそうだ (中国新聞の記事より) 。製麺業者と共同研究を行い、2011 年にも実用化されるという。 うどんのゆで汁などにはでんぷんが含まれており、タンパク質分解酵素を用いてこれらを分離・濃縮し、アルコール発酵させるという。排水の全体積の 2 割を固形化でき、この 1.0 ~ 1.2 % 程度がバイオエタノールとなるという。また、でんぷんを分離した水の再利用もできるという。 ちなみにうどんのゆで汁は環境破壊になるという話もあり、讃岐うどんの茹で汁排水への規制も検討されたこともあった。