◇JR西支社次長、県議会委で発言 2014年度末の北陸新幹線開業後、JR大阪-富山駅間を結ぶ特急「サンダーバード」が金沢駅までで止まってしまう可能性が高いことが1日、明らかになった。県議会新幹線・総合交通対策特別委員会で参考人招致されたJR西日本金沢支社の成岡隆史次長が「基本的には金沢以東の運行は考えていない」と発言した。【岩嶋悟】 同特別委は北陸新幹線開業後にJR西日本から経営分離される並行在来線の運行のあり方などを議論している。この日は成岡次長のほか、県内の鉄道事業者などを招致し、新幹線開業後の課題などについて意見を聴取した。 サンダーバードに関して、委員の奥野詠子県議が「金沢発着になると富山から関西方面へのアクセスが悪くなることが予想されるが、新幹線開業後はどのような計画にしているのか」と質問。成岡次長は「金沢以東は新幹線に特急の機能が置き換わるので、基本的には関西方面から(富山へ)