印刷 木星探査機「ジュノー」のイメージ図=NASA提供ガリレオに敬意を表して積み込まれたプレート。縦5センチ、横7センチのアルミニウム製=NASA提供 米航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー」が、米東部時間5日昼(日本時間6日未明)フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。2016年に木星に到着予定で、1年間かけて大気の組成や温度、磁場、重力の様子などを観察する。 木星は太陽系の惑星で最も大きく、80倍重ければ、太陽のような恒星になったと考えられている。太陽系で最初にできた惑星といわれ、研究チームは「太陽系誕生のなぞに迫りたい」としている。 NASAの木星探査機は03年に観測を終えた「ガリレオ」以来。ジュノーには、木星を観測したガリレオ・ガリレイの肖像画と観察日記を記したプレートも積み込まれている。(ワシントン=行方史郎) 関連記事香川大の宇宙実験用ロボ、今回も打