三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、準天頂衛星「みちびき」4号機をH2Aロケット36号機に搭載し、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。打ち上げは成功し、衛星は予定の軌道に乗った。2018年度から日本版の全地球測位システム(GPS)サービスを本格運用する前提となるみちびきの4基体制が整った。みちびきは4基のいずれかが常にアジア地域の上空を飛び、正確なデータを24時間活用
打ち上げが延期されていた日本版GPS衛星「みちびき」の3号機は、19日午後2時29分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットの35号機で打ち上げられました。ロケットは順調に飛行を続け、およそ28分後の午後2時57分ごろ、予定の軌道に「みちびき」を投入し、打ち上げは成功しました。 ロケットは1段目のメインエンジンに点火したあと、4本の補助ロケットにも点火し、ごう音とともに発射台を離れました。 そして燃焼を終えた補助ロケットや1段目を切り離したあと、2段目のエンジンで飛行を続け、打ち上げからおよそ28分後の午後2時57分ごろ、高度420キロ付近で予定の軌道に「みちびき」を投入し、打ち上げは成功しました。 「みちびき」は来年春に本格運用が始まると、GPSの位置情報の誤差を現在の10メートルほどから数センチにまで縮め、建設機械の自動運転など社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると
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