ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる侵攻の可能性に触れてあらかじめロシアに制裁を科すよう欧米各国に求めました。 ゼレンスキー大統領は19日、ドイツで開かれている「ミュンヘン安全保障会議」に出席しました。 「100%戦争が始まると言うなら待つ必要はない」として、侵攻が行われる前でもロシアに対して制裁を科すことなどを各国に求めました。 また、「ロシアの大統領が何を求めているのか分からない」とも述べ、プーチン大統領に対し会談を呼び掛けました。 会議と並行してアメリカやイギリスなどとは会談が行われましたが、ロシア側は会議を欠席していました。 ポーランドとの国境に近いウクライナ西部の街、リビウでは軍事訓練に参加する市民が急増していて、19日には前の週の2倍近い500人以上が参加しました。 銃の使用方法や救護方法を学ぶなど有事を想定した備えが広がっています。
![「ロシアに制裁を」ウクライナ大統領が各国に要求](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2f7f896eea54dd65487a27d23ff619c872e6c29/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.tv-asahi.co.jp%2Farticles_img%2F000245354_1920.jpg)