17日夜インドネシアの火山で発生した大規模な噴火について、気象庁は、噴火による津波の有無を調べていましたが、午前4時に「日本への津波の影響はない」と発表しました。 気象庁によりますと、日本時間の17日午後9時ごろ、インドネシアのルアング火山で大規模な噴火が発生しました。 大規模な噴火が起きると、気圧波による津波が発生することがあり、気象庁が津波の有無について調べていましたが、日本や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されませんでした。 このため、気象庁は午前4時に「日本への津波の影響はない」と発表しました。 ロイター通信によりますと、インドネシアの北スラウェシ州にあるルアング島では、16日から複数回の噴火が起きていて、住民が避難しているということです。 現地で16日夜撮影された映像には、暗い中、人々が次々とフェリーに乗りこむ様子や、赤い空に、煙のようなものが立ちのぼっている様子が確認でき