深刻化する途上国債務 減免へ国際合意模索―G20財務相 2023年02月25日07時11分 【ベンガルール(インド)時事】日米欧やロシア、中国など20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は24日、「グローバルサウス」と呼ばれるアジア、アフリカの途上国で深刻化した債務問題について討議した。国際金融市場の混乱や政情不安の芽を摘むため、債権国が債務減免に向けた国際合意を形成する枠組みづくりに力を入れる。だが、債権国として影響力を増す中国やインドと、これを警戒する先進国の思惑が交錯し、折り合いをつけられるか見通せない。 スリランカ、3月に支援決定も 十分な債務削減必要―シンクタンク代表 「多くの国の財政の健全性が持続不可能な債務水準によって脅かされている」。G20議長国インドのモディ首相は24日、討議開始に当たって寄せたビデオメッセージで、債務問題の解決に向けた協調を呼び掛けた。 ここ数年
東海大学客員教授、アラビア語同時通訳者・新谷 恵司 倒壊したビルのがれきの中から救助隊によって111時間ぶりに救出された女性=2023年2月10日、トルコ・ハタイ県【EPA時事】 4万6000人以上の死者(2月19日現在)を出す今世紀最大の震災がトルコ・シリア国境地帯で発生した。 アルジャジーラ・アラビア語チャンネルは震災発生直後より通常番組の枠を取り払い、約1週間にわたって被災の状況を現地から直接伝え続けた。 一方、筆者が耳を疑ったのは、6日午後の記者会見で松野博一官房長官が「日本人で被災した人は確認されていない」と述べたニュースだった。 ◆その無神経さ 日本時間で同日の昼前に発生した地震が、数万人規模の犠牲者を出す大災害であることは、被災直後からSNS等を通じて流された建物倒壊の映像や緊急ニュースで容易に推測できた。 このような人道上の大災害を前にして、世界のリーダー、今年の先進7カ国
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1年がたとうとしている。ロシアの大規模動員や、西側諸国の戦車供与は戦況にどのような影響を与えるのか。ロシアの大攻勢の準備が報道される中、今後の展望をお伝えする。(日経ビジネス電子版オーディオ「大西孝弘の日本と欧州の交差点」の21日配信の回にもゲスト出演し、ウクライナ戦争の展望を語る)。 ロシア国防省のビルの上に迎撃ミサイルが既に配備されていることは日本でも報道されたと思うが、市内の至る所でも迎撃ミサイルの配備が始まり、いつ大規模な空爆があってもよいように準備されているそうだ。知人はコンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)や家族の安全確保などの方策を急ぎ練っているという。 また現時点では、在英の英国・ロシアの二重国籍者は、さまざまな経路でロシアに入国できている。ただ、いつ戒厳令が発動され、出国できなくなるか分からなくなっているため、商用目的であって
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから1年となる24日、ロシア軍は作戦は継続していると表明し、軍事侵攻は2年目に入りました。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は国内外のメディアを前に会見し「勝利は必然だ」と述べ、ロシア側に徹底抗戦する決意を改めて示しました。 ロシア国防省は、ウクライナへの軍事侵攻を始めてから1年となる24日「ロシア軍は特別軍事作戦を継続している」としたうえで、東部ドネツク州の最前線への攻撃を行ったと発表しました。 そのうえで、この1日の間にウクライナ側の兵士を最大で240人殺害したとしたほか、戦車やりゅう弾砲などを破壊したと主張しています。 これに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、首都キーウで、国内外のメディアを前に記者会見を行いました。 この中で、ゼレンスキー大統領は「ウクライナのパートナーが約束を果たし、われわれ全員が課題を実行すれば勝
すべては“春の攻勢”次第「夏の終わりにはクリミア奪還」も? 米軍事専門家3人に聞く[2023/02/24 18:00] 「自由を守ることは一日や一年でできることではない。ウクライナがロシアの猛攻に耐え、反撃を始めたように、困難で苦しい日々、勝利と悲劇が続くことになるだろう。」 バイデン大統領はキーウを電撃訪問した翌日、ポーランドのワルシャワで演説に臨んだ。「ロシアの勝利は決してない」と断言しつつも、戦争終結に向けた具体的な道筋を示すことはなく、戦争の長期化を印象付けるものとなった。これから春に向けてロシア、ウクライナ両軍の大規模な攻勢が予想される中、戦争はいつまで続くのか。アメリカの軍事専門家に見通しを聞いた。 ANNワシントン支局長 梶川 幸司(テレビ朝日) ◆「夏の終わりまでにクリミア解放」 アメリカ軍で駐欧州陸軍司令官(2014から17年)を務めたベン・ホッジス氏は、ウクライナに長距
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