佐世保本社で車に乗り込むところを本誌が直撃。髙田明社長は独占インタビューで戦略を語った(8月26日)〔PHOTO〕船元康子 今や個人消費の舞台は「オン・ザ・デスク」から「イン・ザ・ハンド」へ。これは、ネット通販の世界で、パソコン画面からではなく、スマホを通じて商品を買うという購買層が増えたことを意味している。実際、'11年度の通信販売市場の売上高は前年比9.0%増、過去最高の5兆900億円を記録し(日本通信販売協会調べ)、PCとスマホが牽引したのは間違いなさそうだ。では、お茶の間にいながらの「アット・ホーム」は堅調なのか? 例のフレーズで認知度を高めたテレビ通販の「ジャパネットたかた」(本社・長崎県佐世保市)は、'11年の売上高が前年比13%減と7期ぶりの減収となった。エコポイント制度の終了('11年3月)で、収益を支える薄型テレビなどAV家電の売れ行き減少が打撃となったのだ。 だが、あの